2010年10月24日(日)
真吾オジサンの雑感
「競走と思い遣り」について。
競走の世界に生きておられる方は御苦労・心労が多いとしたものです。
競走の世界は「勝てば官軍」という面はどうしてもあるものですので・・・
でも、どちらに「義」がよりあるのかは、「勝敗」とは話が別です。
「競走」のメリットは、技を競い合うことで、お互いに技が向上することです。
企業間の競争では、消費者に益するところも多いように思います。
反面、企業間の競争は、兎角、不正の方法による競走となる・なっているのも事実です。
ただ、以前にも書きましたが、「過当競争」は駄目だと思います。
この「過当競争」の場合は、直接的には消費者に利益をもたらすものですが、長い目で見ると多分消費者の生活は段々と苦しくなっていくものと思います。
仕事のパイがなくなれば、雇用の面でも段々と厳しくなるので・・・
真吾オジサンに言わせれば、今の日本はこうなっている、さらにこうなりつつあるように見えます。
企業間の競争のみならず、他のところでも、「過当競争」は、全体を見渡せば、不幸なことが多いものです。
人間と人間の関係でも、徒に人を競争させたがる人は、真吾オジサンに言わせれば、思いやりに欠けている面の多い人だと思う。
競争も世間には必要です。
ただ、これも程々にしないとね・・・
「義」のない世間にますますなっていくのではないかなとさえ思われます。
そう思われませんか?