2010年10月28日(木)
真吾オジサンの雑感
「資金繰り」について。
この資金繰りということを忘れて経営が出来るものではありません。
このことを、所謂平凡なサラリーマンや主婦の方などは意外に御存じない方が多いのです。 ^^;
良くないことです。
この資金繰りの苦労を知らないで、世間・社会・仕事のことを語っているうちは、お尻が青いのです。
真吾オジサンは、父の会社が倒産しそうなときに、真吾オジサンが手伝って、3年で、対外的な借入金・買掛金をゼロにした経験があります。 ^^
これは、実は、真吾オジサンの自慢できることだと思っております。 ^^
何とも思ってもくれない方も多いでしょうけどね。 ^^;
父は、有限会社の経営をしていたのですが、いわゆる零細企業なのです。
実質、個人事業主と変わらないのです。
で、この中小零細企業には厳しいご時世ですので、経営が非常に傾いて、倒産寸前だったのです。
ここで、本当の事を書きますと、1回目の不渡りを出したのです。
で、かくなるうえは、真吾オジサンが一肌脱いで、父を・会社を助けようと思ったのです。
最初のひと月で、体重が10キロも減りました。
咽喉にものが通らないのです。
で、夜には安酒ばかり飲んでおりました。
店に、買掛金の債権者が、「見張り」にも毎日来ておりました。
親の泥を何で私が被らないとならないんだ・・・と思うことも、何度もありました。
父の替わりに、債権者に頭を下げることも何度もあったのです。
この辛さは、並ではないですよ。 ^^;
店に電話が掛かってくると、「銀行からではないか? 債権者からではないか?」と怯えてもおりました。 ^^;
人間って、こういう環境に置かれると、「今日も金。明日も金。金、金、金」となるのです。 ^^;
多分、このようになっておられる中小零細企業のオヤジさんは多いことでしょう。
頑張ってくださいね。
真吾オジサンは応援しております。 ^^
とても他人事のように思えないのです。
こういうことに無縁に生きてこられた方は幸せな方です。
真吾オジサンはそう思いますよ。
でも、資金繰りの苦労というものがあることくらいは知っておきましょうね。
こういうことを知っておられるだけでも、多少なりとも思いやりのあることをいえる人にはなれると思いますよ。 ^^