2010年10月9日(土)

 

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

 

「エステとクレジットと信用調査会社」について。

 

 

 

 

真吾オジサンは野暮天ですので、エステとは無縁に生きております。 ^^;

 

今後も、余程の義理でもない限り、まず利用することはないと思います。

 

ただ、この仕事をされていらっしゃる方が知り合いにいるせいか、この業界には関心を持っております。

 

 

真吾オジサンが思うに、このエステの業界もクレジットなしでは生き残ることは難しいのではないかと思います。

 

 

実は、随分前に、さきほど書いたエステのお仕事をされておられる方から相談をされたのです。

 

この方は、小さいながらエステの店を持っていらっしゃるのですが、「クレジットを利用できるようになりたいのですが、どうしたらいいの?」と相談をされたのです。

 

真吾オジサンは、クレジット業界にも関心を持っておりますし、知り合いの方の多くいます。

 

そこで、真吾オジサンが、某大手のクレジット会社の営業の方を、そのエステの店を持っていらっしゃる方に紹介をしたのです。

 

「加盟店にしてあげられませんか?」ということです。

 

クレジット会社の加盟店になれば、小さいエステの店だけに、経営の一助になるのではないかと思ったのです。

 

 

 

ところで、あまり信用調査会社が上梓された本には書いていないように思うのですが、クレジットなしでは経営がまず成り立たない業種というものがあるように思います。

 

エステのお仕事もそうだと思います。

 

ここは、信用調査会社の調査員の皆さんには知っておいて貰いたいところです。  ^^

 

 

実は、真吾オジサンは、某信用調査会社の営業の方に、信販会社との加盟店契約をするにはどうしたらいいのか相談をされたこともあります。 ^^

 

真吾オジサンが、その某信用調査会社の方に、レクチャーしたことがあるのです。

 

どっちが、信用調査会社の人がわかんないようですが。  ^^

 

信用調査会社の方は、概ねそのようなもので、クレジットに対する認識が甘いのです。

 

 

 

つい先日、エステの大手「ラ・パルレ」が民事再生法を申請しました。

 

確か、この「ラ・パルレ」は、CanCanのモデルの「押切もえ」さんが、イメージキャラクターになられていたように記憶します。

 

(間違っていたら、真吾オジサンの老化ですので、どうか御容赦のほど。 <(_ _)>)

 

その「押切もえ」効果もあってか、平成19年には100店舗くらいを運営されておられたそうです。

 

しかし、平成20年3月には、誤解を招く効果をうたい、高額契約を結ばせたのが理由で、特定商取引法に基づき、都内の17店舗に3カ月間の業務一部停止命令が出されました。

 

このあたりから苦しくなってきたようです。

 

止めは、日本振興銀行の倒産です。

 

メインバンクだった日本振興銀行からの融資がなくなっただけではなく、同行の株式を持っておられたのです。

 

帳簿価格で、3億3500万円だったそうです。

 

これが、紙くずになったのです。

 

平成23年3月期は、債務超過に陥ることとなったのです。

 

残念ながら、スポンサーも見つかりませんでした。

 

かくして、民事再生法の申請となったそうです。

 

 

と、大体、信用調査会社の資料には出ておりました。

 

しかし、本当にこれだけの理由かな?

 

真吾オジサンは、クレジットの与信が厳しくなったのが、倒産の遠因だと思います。

 

遠因どころか、多分、原因そのものといっていいくらいに、本当はあるように思います。

 

クレジット会社が、数年前のかなりいい加減な与信を続けていたら、当面は、「ラ・パルレ」は生き残れた、スポンサーが現れたのではないかと思う。

 

クレジット会社が、このいい加減な与信をしていたお蔭で、本来は無理気味の経営でも成り立っていたのが成り立たなくなったのが、本当なのではないでしょうか?

 

真吾オジサンには、この倒産はそう見えます。

 

 

多重債務者が多くなったので、サラ金の会社やクレジット会社の与信が、数年前から厳しくなったのです。

 

その頃は、サラ金利用者が、国内で1000万人を超えていた時期なので、与信を厳しくするのも当然と言えば当然です。

 

しかし、そうしたらそうしたで、今回のような倒産もあるわけです。

 

 

会社は、ビジネスモデルが一度、確立されると、なかなか変更は難しいとしたものです。

 

この倒産も見方を変えれば、クレジットの世界の環境の変化に、エステ業者が対応できなかったとも見ることができます。

 

 

今は、企業の大小を問わず、長年に渡って経営を続けることが、本当に難しいなぁ。

 

 

 

今日はエステの話を書いたので、ついでに書いておきますが、このエステの業界の広告は、問題が多い広告が多いように思います。

 

真吾オジサンに言わせれば、「ニセ科学」のオンパレードと言ってもいいようにさえ思います。

 

このあたりは、業界は猛省の必要があるように思います。

 

 

多少のリップサービスや誇大広告は商売の世界ではあるとしたものですが、

 

それにしても、世間で許容される範囲内で、ちゃんとするようにしましょうね。  ^^

 

 

 

 

 

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