2010年11月16日(火)
真吾オジサンの雑感
「風の輪舞(ロンド)」について。
この「風の輪舞」はマンガ家の「津雲むつみ」さんの作品です。
真吾オジサンは、随分前に、この作品を読んだのですが、面白かったように記憶しております。
社会一般の常識と言いますか、そのようなものからは随分と外れているこの作品なのですが、女性の心の動きを上手く表現されておられるように思いました。
男性諸君には、特に一読して頂きたいものです。
お近くにいる女性が、この作品に出てくるような女性のようなことを考えているかもしれないと思うと、ゾッとされるかもしれませんがね。 ^^;
ところで、真吾オジサンはよく「不作為の努力」ということをいいます。
ある人は平気であることをしているのに、ところが別のある人はそれをしないことがあります。
「別のある人」の思想・信条・信仰で、「不作為」になる場合があるのです。
例えば、「嘘をつく」ということで考えてみましょうか。
世間では、嘘をつくことを、ほとんど何とも思っていない人が多いのです。
「だから、私が嘘をついたって・・・」となっても、そう不思議なことではないのです。
しかし、仏教を厚く信仰されておられる方は、簡単には嘘はつけないと思うのです。
五戒の中に「不妄語」というものがありますので。
「佛教者の私は、嘘をつくような人ではない。」とか「佛教者の私は、嘘をつくようであってはならない。」ということです。
この仏教者の努力のようなことを、真吾オジサンは「不作為の努力」と言っているのです。
世の男性諸君には、女性の美醜や言動のみならず、こうした「不作為の努力」にも目を向けて頂きたいものです。
真吾オジサンの見るところ、女性よりも男性の方が単純なように思います。
女性の、いろいろな不作為の努力を知るためには、女性の向けの本を多く読むことです。
そういった女性の気持ちや努力を知るための一助に、この「風の輪舞」は役に立つように思いますよ。
「風の輪舞」に出てくる女性のような方もいることでしょうが、
そうでない女性の方でも、このくらいのことは女性というものは考えているものなのだ・考えていても不思議ではないのだということを、男性諸君は知りましょうね。
そう思われることで、身近にいる女性のいろいろな「不作為の努力」を知ることもできるように、真吾オジサンは思いますよ。
ある女性が、以前から、今でも、今後も、碌でもないことをしないのは、その女性の御努力なのです。
ここをもっと見て、女性をより正確に評価するようにしましょうね。