2010年11月6日(土)
真吾オジサンの雑感
「プロティノス」について。
広辞苑によると、「プロティノス」は、
ギリシア系の哲学者。エジプト生まれ。新プラトン学派の祖。存在・思考を全く超越する神的「一者」から種々の存在段階が「流出」し、
その際「一者」から遠ざかるにつれ、ヌース(英知)・プシュケー(霊)・質量の順に存在の完全性の度が減じ、
最後の質量は「一者」の絶対否定としての非存在・悪であり、
人間精神の究極の目的はこの神的「一者」との神秘合一エクスタシーにあるとした。
著「エンネアデス」。 (205 〜 270)
講談社学術文庫さんが、「プロティノス 『美について』」という本を出版されておられます。
たしか「美について」は、プロティノスの初めての論文だったと思います。
この本も、真吾オジサンのお勧めの本の一冊です。