2010年12月18日(土)
真吾オジサンの雑感
「人と自然との和」について。
昨日、御紹介申し上げた「国体の本義」という本に「人と自然との和」ということが書かれてありました。
引用させて頂きますね。
又この和は、人と自然との間の最も親しい関係にも見られる。
我が国は海に囲まれ、山秀で水清く、春夏秋冬の季節の変化もあって、他国は見られない美しい自然をなしている。
この美しい自然は、神々と共に天津神の生み給うたところのものであって、親しむべきものでこそあれ、恐れるべきものではない。
そこに自然を愛する国民性が生まれ、人と自然との和が成り立つ。
印度の如きは自然に威圧せられてをり、西洋に於いては人が自然を征服しておる観があって、我が国の如き人と自然との深い和は見られない。
これに対して、和が国民は常に自然と相和している。
文芸にもこの自然との和の心を謳った歌が多く、自然への深い愛は我が詩歌の最も主なる題材である。
(略)
御尤もと思います。
「和」の心を伝えていきたいものです。