2010年12月26日(日)

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

「阿久悠さん」について。

 

 

 

 

先日、真吾オジサンは作詞家の阿久悠さんの「作詞入門」(岩波現代文庫・税抜き900円)という本を買ってきました。

 

 

別に作詞家になろうというわけでもないのですが、

 

真吾オジサンは、この阿久悠さんの作詞をされた曲に好きな曲が多いのです。

 

 

最近では、藤圭子さんの「京都から博多まで」がお気に入りなのですが、この曲も阿久悠さんの作詞の曲です。

 

 

で、作詞家という方はどのようなことを考えているのか、多少でも知りたくなったのです。

 

 

この阿久悠さんがどのような曲を作詞されたか、ここで紹介させて頂きましょうね。

 

 

「ざんげの値打ちもない」     北原ミレイ

 

「また逢う日まで」        尾崎紀世彦

 

「ピンポンパン体操」         金森勢

 

「京都から博多まで」         藤圭子

 

「あの鐘を鳴らすのはあなた」   和田アキ子

 

「どうにもとまらない」      山本リンダ

 

「せんせい」             森昌子

 

「ウルトラマン・タロウ」      武村太郎

 

「宇宙戦艦ヤマト」       ささきいさお

 

「時の過ぎゆくままに」       沢田研二

 

「北の宿から」           都はるみ

 

「ペッパー警部」       ピンクレディー

 

「津軽海峡冬景色」        石川さゆり

 

「勝手にしやがれ」         沢田研二

 

「UFO」          ピンクレディー

 

「サウスポー」        ピンクレディー

 

「舟唄」              八代亜紀

 

「雨の慕情」            八代亜紀

 

「もしもピアノが弾けたなら」    西田敏行

 

「鳥の詩」            杉田かおる

 

「色つきの女でいてくれよ」  ザ・タイガース

 

「契り」             五木ひろし

 

「熱き心に」             小林旭

 

 

などなど・・・

 

凄いですね。

 

 

 

この本で、阿久悠さんが、「乱読のすすめ」というのを書いておられます。

 

引用させて頂きますね。

 


 

 

だれでもがいうことであるが、とにかく本を読むことである。

 

読む前に選択しないで、読んでから選択をすることをすすめる。

 

 

日本人というのは、読みもしない前に、合うとか、合わないとか勝手によりわけるくせがある。

 

そのくせ、読んだものは無条件に信じてしまうのだ。

 

 

逆の読み方を身につけるのがいいと思う。

 

いうなれば、ディスポーザーのような胃袋を持つことである。

 

何でもこなしてしまわなければならない。

 

 

活字を主食とする怪物にでもなったつもりで、食って食って食いまくることである。

 

文学書よし、哲学書よし、時刻表から旅行案内、漫画、土地の契約書、何でもいいのである。

 

いつか生きたことばになって、よみがえってくるはずである。

 

 


 

 

真吾オジサンは、昔、道楽で俳句を拵えていた経験がございます。

 

その経験で申し上げますと、この阿久悠さんのおっしゃることは御尤もと思っております。

 

 

直ぐに役立つこともあるでしょうし、ずーと先になってから役に立つこともあるのです。

 

 

真吾オジサンは、これ見よがしに知識をひけらかすようなことは好まないのですが、

 

それでも、結構人からは「いろいろ知っているのねー」と言われることが多いです。

 

でも、この阿久悠さんは、真吾オジサン如きとは比べものにならないくらい視野の広い方です。

 

 

真吾オジサンは、東京大学法学部卒の国税局の局長さんを知っておりましたが、この方のお話を聞いて、あまりの博識に舌を巻いたことがありました。

 

 

阿久悠さんの博識は、この国税局の局長さんの博識とは異なるように思うのですが、

 

真吾オジサンのみたところ、この阿久悠さんは、世間の泥臭いことにも通じていらっしゃった分、魅力的だなと思います。

 

 

見習いたいものですね。

 

 

 

 

 

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