2010年2月15日(月)
真吾オジサンの雑感
将棋の大山康晴名人は、アマチュアとの指導対局では、対局前にアマチュアの方が「お願いします」というと、無料で将棋を指されたそうです。
大山名人にそう言われたアマチュアの方は、却って困ってはしまうのではないかとも思いますが・・・
古き良き時代という言葉が自然と浮かびます。
大山名人は、戦後の混乱期に、そばの仕事か何かで糊口を凌がれたそうです。
お金でご苦労も多かった青年時代であったに違いないと思うのです。
なかなか、こういった方はおられません。
額の問題ではありません。
情の問題です。
「情けは人のためならず」
もう、死語になってしまった感があります。
姑息な輩が多すぎます。
それを、処世術の如くにでも思っているのでしょうか?
これもまた、残念に思うのです。