2010年2月25日(木)
真吾オジサンの雑感 その2
先日、本屋へ行ってきました。
つい最近知った「小池重明」のことを書いてある本はないかなと思ったのです。
本屋のタッチパネルで検索をしてみました。
どの本も「在庫なし」と表示されます。
仕様がないので、「小池重明」のことを書いた団鬼六さんの500円程度の文庫本を注文しようと思い、画面に表示されているのを印刷しました。
その印刷された紙を持って、注文を受け付けるカウンタへ行きます。
そのカウンタで、常時注文を受け付ける方はおられないようなのです。
レジの精算のお仕事と、兼務している御様子です。
私は、注文のカウンタの前にひとり静かに立っておりましたが、どうも店員さんは誰も、なかなか私に気が付いてくれないご様子。
私の一番近くにいる女性の店員さんは、次から次に、伝票に目を通しています。
暫くして、別の店員さんが私のことに気づき、その伝票に目を通していた女性の店員さんに声をかけます。
その店員さんは急いで、注文を受け付けるカウンタに来て、「大変、お待たせしました」と言い、私が先ほど印刷した紙を見て注文を受け付けます。
コンピューターへ、迅速に私の注文をした本の情報を入力されます。
「お渡しするまでに、一週間程度かかるかと思いますが・・・」
「わかりました、宜しくお願いします。」
その店員さんは、恐縮したかのように、腰を深く曲げて「ありがとうございます。また、お越しください」と頭を下げました。
嫌味は言わぬが良いと思います。
物を買ったりするときは「お客様あっての、店だろう」などと思うことは誰しもあることだと思います。
ただ、余り、口にはせぬに越したことはないと思うのです。