2010年3月30日(火)
真吾オジサンの雑感
「中村うさぎ」さんについて(その3)
今回は、「美人とは何か」から引用します。
「・・・ここには、『女は男に選ばれてナンボ』という、クソ忌々しい(私にとって)価値観が横たわっている。
一部の女が、その華々しい活躍を『ブスのくせに!』というひと言で台無しにされるのは、この『女は男に選ばれてナンボ』という価値観がいまだに横行しているからだ。
むろん、『モテ』は我々にとって重要なテーマであるが、べつにそれだけを目標に生きてるワケじゃなし、それ以外のところで『美醜のヒエラルキー』を持ち出されるのは大迷惑だ。
しかも、さきほどの読者のメールにも書かれていたように、男だけではなく女も、この手で他人を引きずり落とそうとするのである。
女の『自立』や『社会進出』や『自己実現』を建前として謳いながら、いざという時には『美醜のヒエラルキー』を突きつけて
『いくら頑張ったって、おまえには何の価値もねぇんだよ、ブース!』などという本音をぶつけてくる、この現代日本社会の欺瞞に満ちたダブルスタンダードが我々を苦しませるのだ。」
真吾オジサンからのお願いです。
上記の文を、男性諸君は、特に、繰り返し読んでみて下さいね。
お願いします。