2010年7月19日(月)
真吾オジサンの雑感
「マルチまがい商法」について。
先日、真吾オジサンのよく行くスーパーで、以前、真吾オジサンに、あるマルチまがい商法を勧めた夫婦に出会いました。
その夫婦ともに、表情が、相当に疲れておりました。
この夫婦が勧めてきたマルチまがい商法の会社は、「スーパーポローニア」という木の投資で儲かるということを謳い文句にしておりました。
ここまで書くと御記憶の方もいらっしゃるかもしれませんね。
このマルチまがいの会社の社長は、逮捕されました。
テレビでも放送されました。
この夫婦と、真吾オジサンとで、どのようなことがあったのかを書きましょう。
この夫婦は、雑貨を販売している有限会社を経営しているのです。
一応、有限会社なのですが、実態は、個人事業主と同じことです。
ある日、この夫婦の旦那(以下、Aとします。)が、真吾オジサンに
「真吾オジサン、今晩、時間は空いていないですか? 実は、いいお話があるので聞きに行こうと思っているのです。 真吾オジサンも御一緒にどうですか?」というてきました。
真吾オジサンは、以前からこの夫婦がしばしば、マルチ商法・マルチまがい商法に繰り返し上せていたのを知ってはいましたが、好奇心も手伝って、その会合に行くことにしました。
この夫婦の会社は、経営危機だった(多分、今でも)ので、お金に大変苦労しておりました。
そんな調子だったので、駐車場代とガソリン代を惜しんで、Aは「真吾オジサンの車一台で一緒に行きませんか? 駐車場代は持ちますから・・・」と言ってきました。
真吾オジサン、この夫婦の事情を察して、「OK」。
広島駅近くのマンションの一室で、「洗脳セミナー」が行われていました。
「洗脳セミナー」というより、「洗脳会合」と言った方がいいかもしれませんね。 ^^;
この「洗脳会合」では、そのマルチまがい商法の会社が拵えた「洗脳DVD」を、部屋を暗くして、壁に大きく映しておりました。
この「洗脳会合」には、真吾オジサンとAを含めて、7〜8名くらい参加しておりました。
その中には、「ファイナンシャルプランナー」(本物かどうかはしりません)という30歳くらいの女もいて、この「洗脳会合」を指導しておりました。
2時間足らず位で、その「洗脳会合」を真吾オジサンとAは、失礼しました。
以下は、その「洗脳会合」の帰りの、真吾オジサンとAとの車でのやりとりです。
A 「真吾オジサン、今日のをどう思いました?」
真吾オジサン 「・・・ Aさん、豊田商事の事件の事は御存知ですよね? 今日のは、マルチまがい商法と、和牛商法を混ぜたもののように思います。」
A 「!」
真吾オジサン 「確か、和牛商法は、特定預託がどうのこうのという法律があって、書面交付義務があったんじゃなかったかなぁ・・・」
A 「・・・」
真吾オジサン 「確か、その法律は、『豊田商事事件』のことがあって出来た法律だったと思います。 ・・・、もし、あれをされるようでしたら、最悪の事を思っていた方が・・・」
A 「・・・」
その数日後、真吾オジサンがその店にいったとき・・・
A 「真吾オジサン、やってみることにしました!!! リスクは、仕事なんであるのですが・・・」
真吾オジサン 「・・・」
A 「真吾オジサンもどうですか?」
真吾オジサン 「・・・」
それから、真吾オジサンは、その店へ行かなくなりました。
その「洗脳会合」に行った日から、半年後くらいに、このマルチまがいの会社の社長は逮捕されました。
しかし、この夫婦から、一言もこの説明はありません。
先日、スーパーであった時にも、勿論ありませんでした。
その夫婦の女房などは、真吾オジサンを無視しておりました。
以前にも、書きましたが「マルチ商法・マルチまがい商法」の被害者といいますが、このいい方を真吾オジサンは信頼してはおりません。
オール加害者と言ってもいいと思います。
所詮、「目糞・鼻糞」に過ぎないのです。
このような下らない連中を「被害者」というのは、「美名」というものです。
このような「被害者」を相手にして、それを利権にしている人の言うことは、適当に取捨選択して聞くことが必要です。