2010年8月9日(月)

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

「団塊の世代」について。

 

 

 

 

真吾オジサンは、所謂「団塊の世代」の人には、どうも苦手な人が多いのです。

 

大東亜戦争が終わったときに、少年・少女だったという方も、どうも苦手な人が多いのです。

 

勿論、全ての方がそうだというのではありませんが・・・

 

 

真吾オジサンは、もう少し上の世代の戦場での御経験のある方の方が好きなのです。

 

保守・革新どちらの立場をとられる方でもです。

 

真吾オジサンの経験で言うと、この世代の方のほうが、「人情」や「恥」というものを知っていらっしゃるように感じております。

 

肝も据わっているように思います。

 

 

「私の海軍の同期はほとんど、『ミッドウェー海戦』で死んでしもうた。」と言っておられた方は、非常に情のある方で、小さいながら会社の経営をされておられました。

 

「樹脂」の会社の部長だった方は、「海軍」の「航空」の関係で任務をされていらっしゃったそうですが、この方も、博識で、かつ自然に情の感じられる方です。

 

 

小さい会社の社長さんの方は、「共産党」を非常に嫌っておられて、「共産党が天下をとると、戦前の日本と同じになる。」とよく言っておられました。

 

「樹脂」の会社の部長さんは、『「愛国心」と「大和魂」が大切。』と繰り返し言っておられます。

 

 

上記のお二人の考えは異なりますが、御両人とも「サイレントネービー」という言葉を思い出されるようなところを、真吾オジサンはよく感じております。

 

下らないことで、ぐちゃぐちゃ言うようなことや、愚痴めいたことを言われたことを、ほとんど聞いたことがありません。

 

 

しかし、もう少し年齢が下がった世代になると、どうも饒舌なのです。

 

小賢しいような人が多いように思います。

 

 

作家の「城山三郎」さんなどは、真吾オジサンは城山さんが主張されていたことには賛成できないことも多かったのですが、言論・作品に、肝が据わっているような印象を受けました。

 

「城山三郎」さんの志を継がれている方も、きっと優秀な方なのでしょうが、どうも、「城山」さんとは違う。

 

真吾オジサンの見たところ、「肝の据わり」ようが違うように思います。

 

 

城山さんの後進の方々は、「命をかけても守る」「命をかけても、この主張を曲げない」くらいの気持ちも持って、言論してもらいたいものです。

 

 

この「肝の据わりよう」は、「団塊の世代」や、それ以下の世代も、大いに見習う必要があるように思います。

 

 

「東大紛争」くらいのことで、それを武勇伝のように語っているようでは、駄目だと思います。

 

「俺たちは革命を起こすつもりだったんだ。」くらいのことをいう輩がおりますが、真吾オジサンに言わせれば、「東大紛争」などは、「インテリ一揆」のようなものです。

 

「革命をしようと思っていた。」というなら、例えとしては、非常に悪く問題もあるでしょうが、「オウム真理教」の方がまだしも「本気で革命をしようとしていた。」ようにすら思えます。

 

 

これから、「団塊の世代」が、いわゆる高齢者となります。

 

いろいろな場での指導者たり得るでしょうか?

 

真吾オジサンは、疑問を抱いております。

 

 

 

 

 

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