2011年1月4日(火)
干支:つちのと ひつじ 九星:五黄 行事: 朔18:30 官庁御用始め 旧十二月大 六輝:赤口 中段:あやぶ 廿八宿:尾
真吾オジサンの雑感
「~農さん」について。
皆様は、~農さんを御存知でしたか?
この~農さんは、~農黄帝という原始道教、あるいは陰陽道の~さまなのです。
薬の~さまでもあるのです。
また、香具師(てきや)組織でも、この~農さんを祀っているそうです。
香具師はヤシともいうのですが、これはヤクシ=薬師からの転訛らしいのです。
この香具師は芸能も演じるわけですが、多くは露天営業の商人であり、その販売する品々はもともとは薬だったそうなのです。
がまの油売り、松井源水の独楽まわし。
飴売りは、タン切りや咳止め、夜尿症の薬として売られていたのだそうです。
七色唐辛子の七つの成分はすべて薬でしたし、
曲毬(きょくまり)の園芸人も最後に売っていたのは化粧品だったそうです。
サーカスや見世物の世界でも、この~農さんを祀っているそうです。
広辞苑にも、この~農さんのことが書いてあります。
【~農】・・・「中国古伝説上の帝王。三皇の一。姓は姜(きよう)。人身牛首、民に耕作を教えた。五行の火の徳を以て王となったために炎帝という。
百草をなめて医薬を作り、5弦の瑟を作り、八卦を重ねて六十四爻(こう)を作る。~農氏。」
どうぞ、ご参考に。 ^^