2011年1月6日(木)

 

干支:かのと とり   九星:三碧   行事:小寒1時55分・六日年越し・公現祭、東京消防出初式・高崎だるま市   六輝:友引   中段:なる   廿八宿:斗

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」について。

 

 

 

皆様は、この後七日御修法を御存知でしたか?

 

 

広辞苑には、

 

「毎年正月8日から14日まで、宮中の真言院(今は東寺灌頂院)で、玉体安穏・国家隆昌・五穀豊穣・万民豊楽を祈願する修法。前七日間の節会に対してこの称がある。(略)」

 

と書いてあります。

 

 

これは、834年承和元年から、はじまったものなのだそうです。

 

  広辞苑には、835年からとなっております。

 

空海の奏請によって永代の式法として定まったものなのだそうです。

 

 

空海は、この国に多くのものをもたらしました。

 

その一つに「護国修法」があります。

 

 

弘仁元年(810年)、空海は「国家の奉為(ほうい)に修法せんと請(こ)う表(おもて)」を上奏され、

 

真言密教の<法力(ほうりき)>によって国家の運命を鎮め護ることを願い出たのです。

 

それ以降、空海は生涯に50以上も鎮護国家のための秘法を修したのだそうです。

 

そして、これが「後七日御修法」になったのだそうです。

 

 

国家安泰のために、息災・増益を修することなったわけですね。

 

 

東寺灌頂院がその舞台となるのですが、

 

導師たる大阿闍梨(だいあじゃり)をはじめ、出仕する15人の僧と承仕(じょうじ)以外に、堂内に入ることが許されない秘法なのです。

 

 

今でも、皇室から勅使が派遣されて、天皇陛下の衣服を加持(かじ)する「御衣(ぎょい)加持」が厳修されているのだそうです。

 

 

 

知っておきましょうね。  ^^

 

 

 

 

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