2011年10月10日(月)
真吾オジサンの雑感
どうにも忍びない・・・
先日、来年に行われる、米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ のことを「激指・六段+を・・・」に書きました。
ボンクラーズという名称では、風評被害の懸念があるので、真吾オジサンはこの対局のことは記事には書かないと書いた訳です。
ところが、メールで知らせてくれた方がいらっしゃって、どうもボンクラーズの開発者の伊藤英紀さんは、
ボンクラーズの名称を変えましょうかと、日本将棋連盟さんに打診をされたらしいのです。
で、日本将棋連盟さんは「ボンクラーズのままでお願いします」ということだったらしいのです。 ^^;
要は、真吾オジサンの早とちりだった訳です。 ^^;
実は、真吾オジサンは、あから2010のときに、この対局の前の日からアクセスが急増しまして、
当日が3300以上、翌日が4000近くまで伸びた経験があるのです。
多分、清水市代 vs あから2010 のことを書いた記事のアクセス数を全部合計したら、
3万までは届かないとは思いますが、2万5000は楽に超えていると思います。
なので、自分で言うのもなんですが、多分、この米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ のことを真吾オジサンが記事に書き続けたら、
多分、このくらいかそれ以上の数になると思ったわけです。
ところで、この対局のことを発表する動画で、それを御覧になられている方の数字が出ておりましたが、1万人前後でしたよね。
このあたりのことを思うと、真吾オジサンがこの対局の記事のことを書き続けると、
結果的に、相当に風評被害を撒き散らしかねないと思ったわけです。
で、書く気には到底なれないと・・・ ^^;
これまた自分で言うのもなんですが、コンピュータ将棋のことなら、検索順位でも大体いいところに載せても頂いております。
多分、この対局ことでもそれを書き続けていたらそうなることでしょう。
そうなればとても有難いことではあるのですが、一方ではね・・・
ただ、日本将棋連盟さんが打診をされても「そのままで・・・」ということなら・・・という気持ちにもなっております。
人間対コンピュータ将棋 の構図でしたら、最近の話で、ブログの場合なら真吾オジサンが多分いちばん多く書いていることでしょう。
この対局でも、真吾オジサンが書き続ける気になれば、多分そうなることでしょう。
う〜ん・・・
本当は伊藤英樹さんが、
「折角の対局の機会を設けて頂きましたので、気持ちも名称もリニューアルしたいのです。
そこで、今更ながら改名した〜で、ぜひ、この対局をさせて頂けませんでしょうか?」
とでも、日本将棋連盟さんに願い出て頂けると嬉しいのですけれどね。
そして、その改名されたソフトとの対局となるとね。
将棋愛好家の方は読むことが好きな連中なので、
大概の方は、そう言い出された伊藤英紀さんの本当の狙いも読んで下されるようにも思うんですけれどね。
よっぽどのヘボでもない限りはね。
こうなれば、本当に美談ですけれどね。 ^^
仮にこうなれば、別に真吾オジサンは頼まれもしてはいないのですが、
この対局の機運を盛り上げるべく、本当にあれこれと遠慮なしに書きたくもなるのですけれどね。
米長邦雄さんといえば、保守的な文化人としても知られた方でもあります。
また、赤字だった日本将棋連盟を黒字化もさせた大変な功労者の方でもあります。
公益社団法人になれたのも、米長邦雄さんなくしてそうなれましたか?
最年長で、名人位を御獲得された方でもありますよね。
このような方が、将棋のことにもコンピュータのことにも訳のわからない人から、
「ぼんくらに負けたのか」と鼻で笑われ、冷笑されるようなことになるかもしれないかと思うと、
どうにも忍びないような気持ちにもなります。
勝負の世界ですから、結果がどうなるのかは、神のみぞ知るですからね。
勝負の世界に身を置かれた方の定めかもしれませんが、万が一にでもこうなってはね・・・
それも、とうの昔に本当は引退をされた方ですしね。
ついでに書いておきますと、真吾オジサンは多くの高齢者を見てきましたが、
米長邦雄さんくらいの年齢の方で、あのような振る舞いのできる方って、まずはいらっしゃいませんよ・・・
お尻の青い諸君には、「あの齢ならあんなもんだろう」くらいに思われるかもしれませんが、それは勘違いというものです。
あの年齢の、−特に女の場合− 人って、大体は図々しくなっていて、
おおよそ後に続く方のことなんて、ほとんど考えていないような人の方が圧倒的に多いのですよ。
そんなもんですよ。
そのあたりのことを思いますと、
いくら勝負の世界とはいえ、もう少しは人情というものがあってもいいように思いますけれどね・・・