2011年10月29日(土)
真吾オジサンの雑感
物言へば唇寒し秋の風 芭蕉
勿論、御存知ですよね、この芭蕉の句。 ^^
コンピュータ将棋・ボンクラーズと米長邦雄永世棋聖との対局のことを書いた記事で、
この芭蕉の句のような気持ちになりました真吾オジサンは、最近では多少は利口になりまして、
どうも角が立ちかねないことは、この雑感で書いた方が良さそうだと思っております。 ^^;
どうもブログに書くと目立ってしまう・・・ ^^;
その上、どうかすると2ちゃんねるにその記事のことを貼りつけられる・・・ ^^;
桑原・桑原・・・ ^^;
先日、米長邦雄会長が、「たかがコンピュータに負けて云々」というようなことをホームページで書いておられましたね。
真吾オジサンは、米長会長は現役時代のときからのファンでもありますが、これは米長会長の失言でしょうね。 ^^;
もしかしたら何か特別の背景があったのかな・・・?
富士通は将棋の世界にもご貢献をされておられる会社なので・・・
こういう書き方をTOPの方がされてはね・・・
真吾オジサンの見たところ、プロ棋士の方でコンピュータにも詳しい方が、
本当に少ないのではないかと思います。
米長会長に殊更、悪意・害意があって、露骨にこう書いた・・・ではないと信じたいとは思いますが・・・
まあ、「コンピュータのことを勉強するために、奨励会を受験しよう!」と思われる方は、
よほどの変わった人でもないといらっしゃらないことでしょうからね。 ^^;
そう思えば無理もないこととも思えますけれどね。 ^^;
コンピュータ将棋野開発者の方々は、
「いつかはプロ棋士に勝てるようなソフトを作るんだ! 将棋界のディープ・ブルーを作るんだ!」という気持ちで、
謙虚にプロ棋士の棋譜からも多くを学び、吸収されてもこられたように思います。
それは貪欲にね。
最近では、風向きが変わって、どうもコンピュータ将棋の成果の方が光るようになりましたよね。
なら、今度は逆にそこから学べばいいようにも思うんですけれどね・・・
コンピュータ将棋の着手する具体的な手を真似るのだっていいですし、
もっと突っ込んでコンピュータ将棋のことを学んだっていいと思うんですけれどね。
それ以上にコンピュータの世界のことを学んだっていいようにも思います。
真吾オジサンは、もともと激指7・五段+に勝てなかったので、
割と簡単に平気で学ぶべきは学ぼうという気にはなれるのですが・・・
もともと腰を向かすほどに将棋が強い方々は、自信と誇り高さがその背景にあるがゆえに、
かえってこれが出来ないようなことになっているのかなぁ・・・と思っております。