2011年11月7日(月)
真吾オジサンの雑感
米長邦雄・日本将棋連盟会長について。
先日どこかの2ちゃんねるで、米長邦雄会長がラジオ深夜便でお話をされたということが書いてありました。
で、面白そうだったので、それを聞いてみたのです。 ^^
やっぱり米長邦雄会長は、保守を代表する文化人の一人ですよね。
そう思いながら拝聴しておりました。
ゆとり教育についても言及されておられましたが、これは非常に面白かったですね。
真吾オジサンは、このゆとり教育は問題だなと思っていたのですが、
この米長節を聞いているうちに考えが変わりましたね。 ^^
ゆとり教育の実態なんて生徒さんに横着を覚えさせることに過ぎないだろうと真吾オジサンは思っていたのです。
これではどうにもならんだろうとね。 ^^;
そのゆとり教育について、米長会長が禅のお話をそこでされていたので、これで非常に納得したのです。
知識と知恵のお話も面白かったですね。 ^^
米長邦雄会長は本当に博識の方ですよね。
儒教・仏教・神道などの信仰の世界のことにも詳しそうですし、
このラジオ深夜便では歌人の北原白秋のことにも触れておられましたよね。
でもまあ保守的な方でしたらこういう方はいらっしゃいますよね。
真吾オジサンは昔俳句を拵えていたので、保守的な方で宗教や詩について詳しい方は割と多く見てきました。
でもここで話が終らないのが米長邦雄会長の面白いところで、最新のコンピュータ将棋にも関心があると。
それも自らが現在最強のコンピュータ将棋の相手になりますよ、ですからね。
このあたりはさすがに凡百の保守の人とは違うなぁ〜って思いますね。
保守的な人でも、ただの頑迷固陋に過ぎない人も本当は多いのですからね。
新しいことには、ついていけない・努力をしたくない背景もあって、目をそむけたがる保守的な人も多いのです。
で、大体こういう保守的な人は、高齢者の場合でしたら、兎角老害を撒き散らすようなことに・・・ ^^;
このラジオ深夜便で、米長邦雄会長はご自身の健康状態のこともお話されておられましたが、
ぜひ、今後もずっと健やかであって頂きたいものですよね。
日本将棋連盟の経営もされておられて、心も体も本当に大変なことだろうと思います。
前期はそれに穏やかならぬ赤字になっておられたようですので、
ご心労が増えてはいらっしゃらないでしょうかね・・・?
その上、経営者のポストというものは、−外から見ると華やかそうに見えるポストでも−
大体は腹を割って話ができる人って本当は少ないものだと思うんですよ。
意外や意外、結構ロンリーだった・・・という例も世間には多いように思いますよ。
大体世間では、会社が大赤字になると、人員に手を付けざるを得なくなるものですが、
米長邦雄会長は日本将棋連盟がこうなることのないようにと、ご奮闘をされておられるように思いますよ。
周りの方々は米長邦雄会長をしっかりと支えてあげないと駄目ですよ。 ^^