2011年12月7日(水)

 

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

 

真吾オジサンのど演歌セレクション。 その1

 

 

 

 

 

さあ、今回は真吾オジサンのど演歌セレクションです。 ^^

 

 

これを書きだすといくらでも書けそうなのですが、誰から書きましょうかね。

 

 

村上幸子・前川清・ちあきなおみ・川中美幸・八代亜紀・神園さやか・森昌子・藤圭子etc

 

どこから手をつけていいのか分からなくなりそうですよね。

 

 

 

以前の雑感に採り上げていない曲の方がいいですよね。

 

それに第一回目なので有名なのにしましょうね。

 

ちあきなおみさんの「劇場」がいいかな・・・?

 

 

 

動画 ちあなおみ 劇場

 

 

 

この曲の歌詞はこうです。

 

 


 

 

昨日あの町はなれてきた 明日はどこへ行くのやら

そして船からバスに乗りかえて 私は夢を追いかける

サイン求める声は私をよけて スターのもとへ走ってゆく

どさ回りと人に呼ばれる旅は続くの



風に私の顔がなびく 二色刷りのポスター

そしてバスから汽車に乗りついで 二度目の春が過ぎました

スターめざした人の涙が床に黒くしみつく ああステージ

きっとあける 私の名前飾った劇場を

 

 


 

 

この曲の作詞は吉田旺さんなのですが、巧みな描写力ですよね。

 

 

冗長たる表現でないところがいいですよね。

 

 

いい文章って、余計な文字が入っていない方がいいように思います。

 

余計な文字が入っているとうるさく思いますね、真吾オジサンは。

 

 

 

「そして船からバスに乗り換えて・・・」なんて上手い表現ですよね。

 

これでこの歌手の生活が見てきますもんね。

 

 

これ具体的な表現をするからこそだと思うんですよ。

 

 

「二色刷りのポスター」なんかでもそう思いますよね。

 

 

 

 

俳句の世界では、正岡子規が「写生」ということを言い出したのですが、

 

これ、表現するうえで大切なことだと思いますよ。

 

 

これは俳句に限らないことだと思います。

 

 

「愛」とか「恋」とか抽象的なことを多く言うような表現よりも

 

具体的に具体的にと心掛けた表現の方が魅力的な表現になると真吾オジサンなどは思いますけれどね。

 

 

こうすることで、余韻のある表現になると思いますよ。

 

 

 

実を言いますと、真吾オジサンはこの歌詞に不満もあるのですよ。

 

「私は夢を追いかける」

 

これが本当は気に食わないのです。 ^^

 

 

これ、「夢」ということばを使わないで、

 

もっと具体的なことを書いてそう感じさせる表現だったらなぁ〜って思っているのです。

 

 

 

松尾芭蕉が「いいおほせて、なにかある」ということを言ったらしいのですが、

 

皆まで言わぬ方が味にある表現になると思いますよ。 ^^

 

 

 

 

 

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