2011年3月7日(月)
干支:かのと とり 九星:四緑 行事:消防記念日・一粒万倍日 六輝:仏滅 ちゅうだん:やぶる 廿八宿:危
真吾オジサンの雑感
徒然草について。 その3
さて、今回の雑感も徒然草について書きます。
今日も引用しますね。 ^^
第四十九段
老来りて、始めて道を行ぜんと待つことなかれ。
古き墳(つか)、多くはこれ少年の人なり。
はからざる病を受けて、忽(たちま)ちにこの世を去らんとする時にこそ、始めて、過ぎぬる方の誤れる事は知らるなれ。
誤りといふは、他の事にあらず、速やかにすべき事を緩くし、緩くすべき事を急ぎて、過ぎにし事の悔(くや)しきなり。
その時悔(く)ゆとも、かひあらんや。
人は、ただ、無常の、身に迫りぬる事を心にひしとかけて、束の間も忘るまじきなり。
さらば、などか、この世の濁りも薄く、仏道を勤むる心もまめやかならざらん。
(略)
真吾オジサンは、何時までも生きているような気分でいる人は、恥を知らないような人になりやすいと思っております。
死生観のようなものが、どこからも感じられない人の言うことは、どこか浅い考えのように思っております。