2011年3月14日(月)
干支:つちのえ たつ 九星:二黒 行事:不成就日 六輝:大安 ちゅうだん:のぞく 廿八宿:畢
真吾オジサンの雑感
「想定の範囲外のこと」について。
今回の地震で、被害は御座いませんでしたか?
真吾オジサンは、テレビでこのニュースをずっと見ております。
本当に、人間の小ささを思い知らされるような今回の地震です。
夢のマイホームや苦労して持てるようになったであろうお店や、愛車などが、津波にあっという間に、飲み込まれていきました。
そして、瓦礫の山になってしまいました。
テレビでは、日本一の防波堤があったところでも、その防波堤がほとんど役に立たなかったと言っておりました。
今回の地震の映像を拝見する限りでは、そのようなことになっても何の不思議もないように思えました。
今回の地震と津波は、大概の専門家の想定されておられたもの以上のものだったのではないでしょうか?
この地震の起こる前に、このような地震と津波が来るであろうことを、予想し、その対策を打ち得たでしょうか?
原発でも防波堤でも、このような地震と津波の恐れがあるので、かくかくしかじかの対策をします。
ただ、そのためには、これだけの予算が必要です、といって多くの方々のご理解と支持が得られたでしょうか?
この地震と津波の来る前に、そのようなことを言い出す人がいたら、賛成の方もいらっしゃるでしょうが、
反面、「無駄遣い」云々という人もきっといただろうと思います。
こうして思うと、今回の津波の被害は、人災の面も多少はあったのかもしれませんが、止むを得ないことだったことのように思います。
ただ、今回のことを、いい教訓にしないとならないと思います。
行政も政治家も、企業家も、一家庭でも「想定の範囲外」のことにも対応し得るよう、今以上の工夫が必要のように思いました。