2011年3月15日(火)
干支:つちのと み 九星:三碧 行事:京都嵯峨釈迦堂お松明・己巳 六輝:赤口 ちゅうだん:みつ 廿八宿:觜
真吾オジサンの雑感
「危機管理」について。
今回の地震で、本当に思うことは、様々な繁栄というものは、砂上の楼閣のようなものに過ぎないということです。
今回の震災の報道を見ていると、真吾オジサンは、梅雨晴れ間の蟻でも見ているような気になります。
人間は、蟻よりかはいくらなんでも利口でしょうから、今回の震災から、本当の「危機管理」を学ばないと駄目だと思います。
咽喉もとを過ぎればなんとやらでは、駄目だと思います。
「危機管理」の重要性を多くの方がよく知れば、より良い社会・文化が生まれると思います。
あり得ないことを、あり得ると思ってみることが必要です。
「うちの近くには、活断層はないから安心」のような甘い考えを見直すときです。
地震に限らず、他のことでも、そのくらいに思われる方がいいように、今回の震災は教えているように思います。
韓国では、先日、北朝鮮からミサイル攻撃を受けましたよね。
このミサイル攻撃が来る前には、韓国の多くの学生さんは、「北朝鮮が攻撃をしてくるわけはないだろう」と笑っていたそうです。
ところがミサイルが飛んできたのです。
あり得ないと思っているようなことが、如何に当てにならないかがよくわかる例だと思います。
今回の地震でも、そういう面が、あったのではないでしょうか?
物知りの専門家や、物知り風の政治家や行政の方々が、あり得ないと見做していたことが多くあったのではないでしょうか?
こういう利口な方々は、偶には、強い人と将棋を指してみましょうね。
あり得ないと思っているような手や全く予想していないような手を、強い人からポンポンと指され、
にっちもさっちもいかなくなることを経験できるでしょうからね。
こういう利口な方々は、大山名人の棋譜からも学びましょうね。
安心を得るために、どれだけの読みが必要になるかも、そのうち知ることができるようになれると思いますよ。