2011年4月23日(土)
干支:つちのえ さる 九星:六白 六輝:大安 中段:さだん 廿八宿:氐
真吾オジサンの雑感
「宗教法人への課税」について。
真吾オジサンは、以前から、宗教法人にも課税をした方がいいと思っております。
今月号の「文芸春秋」に塩野七生さんが、この宗教法人への課税について書いておられました。
こう書かれておられます。
禁じ手の第三は、宗教法人への課税だ。
宗教法人への免税は一神教ゆえの考え方であって、イタリアのように国民のほとんどがキリスト教徒であれば、精神の導き手だからと教会への税は免除するというのはわかる。
しかし日本は多神教の国で、宗教は数多い。
このような国では、精神の導き手も数多く、そのすべてを免税にする根拠がない。
ゆえにこの未曽有の国難の時期、ゆえに被災者からは税金を取るわけにはいかない今こそ、宗教者たちにも応分の負担を願うのは理にかなっている。
(略)
と書いてあります。
一神教が云々ということで、免税ということになっているとは、真吾オジサンは、恥ずかしながら、初耳でした。
でも、それなりに納得のいく論理のようにも思いました。
宗教法人は、公益性ということで免税になっていたように思うのですが、実態はどうですか・・・
相当に酷いように思いませんか?
マスコミで大騒ぎされたところだけの話ではないはずですよ。
最近では、宗教法人で休眠になっているところを売買して、それを税金対策に使うとかが問題になっていますよね。
お釈迦さまがこのような姿を望んでおられたのでしょうか?
大日如来が望んでおられるのでしょうか?
イエス・キリストがこのような姿を望んでおられたのでしょうか?
ヤハウェが望んでおられるのでしょうか?
天照大神が望んでおられることなのでしょうか?
宗教法人への課税は、確かにこの大震災を契機にして、考えてもいいことだと思いますよ。
特に、大教団への課税は考えるべきだと思いますよ。