2011年5月17日(火)

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

 

「広告塔になっている芸能人とスポーツ選手など」について。

 

 

 

 

御記憶の方も多いことと思いますが、もう随分前にL&Gという詐欺会社が、様々な芸能人を広告塔にしておりましたよね。

 

多くの演歌歌手が広告塔になっていたように思います。

 

 

これを消費者問題に詳しい弁護士の先生が問題にしたのです。

 

「広告塔として、責任があるのではないのか?」ということです。

 

 

 

最近でも、(株)インフィニットクリエーションというマルチ商法の会社が問題になっております。

 

この(株)インフィニットクリエーションの広告等は、「セレッソ大阪」「大阪エヴェッサ」で、両チームのオフィシャルスポンサーになっていたのです。

 

  ただし、2010年にスポンサー契約を解除されたそうです。

 

 

これを問題視されて両チームは提訴されたようです。

 

 

 

最高裁平成元年9月19日の判決で、

 

広告について、新聞社の場合でしたら、普通は新聞社に広告内容の真実性の調査確認義務はなく、

 

「広告内容の真実性に疑念を抱くべき特別の事情」がある場合は、調査確認をして虚偽広告を掲載しないという義務が生じる、

 

ということになっているそうです。

 

 

 

L&Gの、某有名演歌歌手の場合でしたら、

 

出演にやや注意を欠く面があったとしても、L&Gの事業内容や信用性をあらかじめ十分に調査、確認しなければ出演してはならない法的義務もない、

 

とされたようです。

 

 

 

難しい問題ですね。

 

 

ただ、真吾オジサンは、過度に、この広告塔になっている方を責任追及するのもどうか・・・という気が致します。

 

長い関係になっている場合でしたら、ある程度の責任追及はあってもいいかもしれませんが、

 

単に、数回程度くらいの付き合いで、「広告塔としての責任がある」とされることは、酷というものではないでしょうか?

 

 

いちいち、お仕事を下さったところのことを、調べてはおれないでしょうし、

 

仮にですよ、信用調査会社を利用するにしても、いちいち仕事を依頼して下さったところを調査していると、一年間にすると結構な金額になると思いますよ。

 

 

仮にそうして信用調査会社からお墨付きを頂いたところで、仕事を依頼してきたところが、絶対に安心できる会社といえますか?

 

真吾オジサンが以前に信用調査会社に調べて頂いたマルチ商法の会社なんかは、いい点数になっておりましたし、

 

呉服で社会問題となった愛染蔵でも、いい点数が書いてあったのです。

 

 

 

真吾オジサンに言わせれば、こういう場合には、芸能人等を問題にするよりも、

 

「消費者よ、もっと大人になれ」といいたくなるように思います。

 

 

これで済ませてもいいんじゃないかなぁ・・・

 

 

 

 

 

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