2011年5月18日(水)
真吾オジサンの雑感
「人工知能の進化」について。
つい先日、コンピュータ将棋の「ponanza」というソフトがあるのですが、
このponanzaが強豪犇く「将棋倶楽部24」というところで、第1位になられたそうです。
これは凄い事件だと思いますよ。
このコンピュータ将棋は、「人工知能」の世界のなかに入るのだそうです。
「ファジー」とかも、この人工知能の言葉だったと記憶致します。
チェスの世界では、世界チャンピオンにコンピュータチェスは、とうの昔に勝利しました。
将棋の世界では、「将棋は、チェスと違い取った駒をまた使えるから、その分複雑なゲームで、当分はプロ棋士は負けることはないだろう」といわれていたのです。
こう言われていたのは、そう昔のことでもないのですよ。
ただ、このponanzaにも弱点があるようで、「入玉」と言う、敵の陣地に王様が入り込む形の将棋なると、まだまだのようなのです。
でも、ここも遠からず克服をされることでしょうね。
いや〜、凄い時代ですね。 ^^;
でも、どこか感情的にさみしい様な気にもなりますね。
過去でも、今でも、小学生の頃から天才と言われていた人が、単純な計算のようなものではなく、
複雑なゲームの将棋にもかかわらず、うち負かされる日が来るのかと思いますとね・・・
真面目に勉強することがアホらしくなってしまいそうです。
でも、チェスの場合では、いったんは人間が追い越されたものの、全くそれ以降手も足も出ないようなことでもないそうですよ。
このあたりが面白いところですよね。 ^^
でも、こうして人工知能と優秀な人間とがお互いに切磋琢磨するような関係になると、より優れた何らかのものも生まれてくることでしょうね。
これを期待したいものですね。