2011年7月12日(火)
真吾オジサンの雑感
「五味」について。
「五味(ごみ)」というのを、御存知でしたか?
料理本とか、健康関連のことや、茶道のことや、禅宗のことを書いてある本で、この「五味」について御覧になられた方もいらっしゃることでしょうね。 ^^
この「五味」というのは、大体、漢方でいうことが多いのです。
漢方の辞典には、このように書かれてあります。
【五味】
五行色体表のひとつで、五臓と味覚の関係をいう。
病があれば味覚が変わる。
また、味覚によって食物の好き嫌いもわかるので、問診のひとつとして重視された。
『素問』の金匱真言論に、「肝その味は酸なり、心その味は苦なり、脾その味甘なり、肺その味辛、腎その味鹹(塩辛い)なり」とある。
たとえば塩からいものが好きであれば腎を悪くするなど。
こういうことになっているのです。 ^^
『素問』は「そもん」と読んで、漢方医学で非常に重視されている本です。
テレビコマーシャルで「ユンケル黄帝液」というのを御存知でしょうが、この「黄帝」というのがこの「素問」に出ていて、問答をしているのです。
この五味をバランスとることがいいのだそうです。
懐石料理の本などに書いてあります。
昔の人の知恵ですよね。 ^^
どうせ、お料理を作ったり、食べるのなら、こういうことも知っておきたいものですよね。 ^^
なんか、楽しそうですもんね。 ^^