2011年8月1日(月)
真吾オジサンの雑感
「人を好むことと、にくむこと」について。
さて、今回の雑感も孔子のことばです。 ^^
「論語」「孟子」をまだ、一読されておられない方は、この機会に買っておきましょうね。
子曰、惟仁者能好人、能惡人。
子曰く、惟(ただ)仁者(じんしゃ)のみ能(よ)く人を好み、能く人を惡(にく)む。
〔通釈〕
好んだり惡んだりする心はだれにでもあるものだけれども、多くの人は私情を伴うから、好んだり惡んだりするすることが道理に外れるのである。
独り仁者は心が公平であるから、能く好むべき人を好み、惡むべき人を惡むのである。
人に対する好みは、こうありたいように思いますね。 ^^
なかなか難しそうなことではありますけどね。
今まで、この雑感で儒教のことばを多くご紹介させて頂いたのですが、いいことばが多いでしょう? ^^
反動的とか、宗派が違うとか、器の小さいことを言っていないで、ぜひ、親しまれるといいと思いますよ。
きっと、読んだ甲斐はあったなぁ〜、いい書物に出会えたなぁ〜と思われる日が来ると思いますよ。