2011年8月15日(月)
真吾オジサンの雑感
「事業をされておられる方の図太さ」について。
随分、昔に邱永漢さんの本で、こういった趣旨のことが書かれてあったような記憶があります。
「私は、何時でも反政府ゲリラにもなれる」
邱永漢さんは、小説家でもありますが、「金儲けの神様」でも知られた事業家の方でもありますよね。
人というものは、利権の絡んだことになると、それは阿漕なこともするものです。
この利権の前には、人倫なんてどこ吹く風くらいのことなんて、日常茶飯事のことですよね。
事業をされておられる方は、こうした濁世の姿に否応なく向き合わざるを得ないのです。
サラリーマンの方とは、負っている者やリスクが全く異なるものなのです。
心臓に毛が生えていないとできることでもないです。
別に真吾オジサンは、反政府ゲリラを称賛しているつもりもないのですが、
事業をされておられる方には、こういう一面もあるものなのだということを、多くの方に知っておいて頂きたいですね。
別に、規模の大きくない事業をされておられる方にでも、こうした面があることは知っておいて頂きたいですね。
このくらいの図太さがないことには、事業家でこの濁世を渡っていくことはなかなかね・・・