2011年9月26日(月)
真吾オジサンの雑感
こういう男性がいなくなりましたね。
まずは、この動画をご覧くださいね。
将棋の動画なのですが、将棋に関心のない方も、−特に女性にも− 御覧いただきたいものですね。
学生さんは御存じない方も多いかもしれませんが、
この扇子を持ったオジサンは、升田幸三さんという方で、将棋の世界では語り継がれている天才棋士の方です。
将棋の分からない方でも、この升田幸三さんの雰囲気だけでも御覧下さいね。 ^^
将棋に関心のない方には、ちんぷんかんかもしれませんが、この解説は本当は難しいことを実に簡単に言っておられるのですよ。 ^^
真吾オジサンに言わせれば、本当は難しいことを簡単に分かりやすく表現できる方は、非常に信頼できる人だと思いますよ。
それほどでもないことにでさえ勿体に勿体をつけないと気が済まないような習い事の先生などのような人とは、こういう方は全く異なるのです。
それと最近では草食系などという言葉があるくらいで、こういう雰囲気の男性が皆無になってしまいましたよね。
どこの世界にもいらっしゃらないように思いますね。
これは、真吾オジサンに言わせれば残念なことですね。
こういう雰囲気の男性は、もしかしたら女性の中には好感を持たれない方もいらっしゃるかもしれませんね。
見ようによったら、扇子であれこれと指示をして、大盤操作の女流棋士の方に対する配慮のようなものが感じられないこともないですからね。
その上、現役時代のモノクロ写真では、髭もモジャモジャであんまり清潔そうでもないですからね。 ^^;
しかし、こう思われた女性の方は、真吾オジサンに言わせれば男の価値を知らない女性だと思いますよ。
ある男性が、若くて美人の胸の大きい女性ばかりをちやほやしていて、
家事を怠ることもなくかつどこか所帯じみていない面もある小粋な雰囲気のある中高年女性のことには気にも留めないようなことをしていると、
女性は、「この男、女の本当の価値を知らない・・・」くらいに思われるでしょう?
男性の真吾オジサンからいわせると、それと同じことですよ。
ところで、この升田幸三さんは、大東亜戦争のポナペ島で地獄を御覧になられた方です。
将棋愛好家の方は御存じでしょうが、この升田幸三さんは将棋の世界を敗戦後に守られた方なのですよ。
GHQが将棋を廃止しようとしたのです。
「取った駒を再びつかえるというのは、捕虜虐待に通じることである」と民政局のホイットニーが言いだしたそうなのです。
「チェスでは、そんな野蛮なことをいない」と・・・
しかし、酔っ払った升田節を聞いているうちにホイットニーの方がすっかり感心するようなことになり、
将棋の世界は戦後も生き残ることができたのです。 ^^
「レディー・ファーストとか西洋では言うそうだが、キングとクイーンの両取りがかかるとキングの方が逃げるのは、あれはどういうものか?」とか、
「巣鴨の戦犯を上手く使う方がいい」とか、将棋的な発想の升田節に感心したのだそうですよ。
こういう男性だったんですよ。 ^^
女性の方は、男性のこういう面も見ないと駄目ですよ。 ^^
一から十まで、女性社会になるとこういう本当の意味で魅力的な男性がいなくなってしまいますよ。
それは馬鹿なことですよ。
また愚かなことです。
むかしテレビコマーシャルで、「違いの分かる男のゴールドブレンド」というのがありましたが、
この雑感を御覧の女性の方は、どうせなら「男の違いの分かる女」にぜひなって下さいね。
こういう女性は、自分の感情ばかりを言うような女性とは違って、本当の大人の女性だなって真吾オジサンなどはすっかり感心しそうですけれどね。
多分、他の男性でもそうだろうと思いますよ。
逆言えば、そうできる女性が本当に少ないということなんですけれどね。
多くの女性の方に、一皮も二皮も剝けて頂きたいものですね。
真吾オジサンは、平成濁世の日本の病根の一つに、女社会になり過ぎた面があるように思っております。
いい意味の女社会なら悪くはないようにも思うのですが、女社会のどうしようもない面の方があまり言われてはいないようにも思いますよ。
これは良くないことです。
病根と言わざるを得ないと思います。