2012年1月21日(土)
真吾オジサンの雑感
米長邦雄会長と将棋電王戦について。
真吾オジサンは米長邦雄会長が現役の頃からのファンなのですが、
米長会長って、中小企業のオヤジさんみたいですよね。 ^^
まあ、日本将棋連盟は公益社団法人になったものの、
実際のところ、中小企業と同じようなもんだと思うんですよ。
そのTOPの方なので、中小企業のオヤジさんそのものかもしれませんが。 ^^
真吾オジサンの見たところ、米長会長は前例に収まりきらない面が多いですよね。
将棋でも、他の面でも。
それが良かれ悪しかれね。
米長会長は前例に倣え!のことよりも、
新しいことを開拓される方が得意といいますか、本領を発揮されるように思いますね。 ^^
大きい枠を作るようなことが得意な方のように思います。
将棋の議員連盟でもそれだと思いますよ。
他人のことなので知りませんが、多分日本将棋連盟さんと新聞社さんとの関係は御縁がはじまってから長い関係なので、
きっと「前例に倣え」になっていることが多いと思うんですよ。
お互いに変な慣習だと思っていても、手がつけられないことがあるとかね。 ^^;
こうなったら、「前例に倣え」の世界ですよね。
こういう世界では、万事無難なことをされる方のほうが向いていると思います。
こういうことでしたら、棋士の中で米長会長よりも上手く関係を築ける方がいらっしゃるかもしれませんね。
でも将棋電王戦は、将棋の世界では全く前例のない世界ですよね。
こういう面が大いにある興行の世界だと思います。
「こういえばこう」ができるような余地が多いようなことには、
米長会長のような方が適任のように思いますね。 ^^
ちょっと前に「毎年1局ずつ指して、合計で5局指す」ことになっていた将棋電王戦が、
先日の記者会見では「来年に5局対局する」ということになりましたよね。
こういうことって、お役所仕事ではこうはなりませんよね。
こういうことをすれば、これはこれで問題視されることになりますもんね。
「舌の根も乾かないうちに・・・」
こうなりますもんね。 ^^;
お役所でなくても、ある程度の規模の会社でもこんなところはありますよね。
本当はそう大して固執するようなことではないことでも、
一度決めたり、口にしたら、こうなったりもしますよね。
でも、こんな調子では中小企業は生き残れないのです。
融通が利かないようでは中小企業のオヤジさんは務まらないのです。 ^^
やはりこの将棋電王戦は米長会長向きのエリアだと思いますね。 ^^
先日の対局前に、告知PVの公表がありましたよね。
ああいう内容の告知PVは、多分将棋の世界では前例はなかったことだと思うんですよ。
あの告知PVで、今回の対局が盛り上がった面も大きかったのではないですか? ^^
あの告知PVを承認されたであろう米長会長は大したもんだと真吾オジサンは思いますね。
他の棋士の方でしたら、多分・・・と思いますよ。
今回の将棋電王戦の対局は真吾オジサンには非常に面白かったのですが、
それだけではなく、米長会長の経営者としての側面も面白かったように思いました。 ^^
前例がない分、米長会長は思い切ったことが出来たのでしょうね。 ^^
この将棋電王戦は、来年もそういった意味でも注目ですよね。
今まで、あれこれと前例の存在があってできなかったことでも、
この将棋電王戦なら思い切って出来ることだってあるはずですからね。
それで上手くいったのなら、そのノウハウを他の棋戦でも使えばいいジャン!!
って空気にも自然となるだろうと思いますからね。
この将棋電王戦はいい意味で、将棋の世界に新しい風を吹き込むことになるかもしれませんよ。 ^^
どちらが勝った・負けたという話だけではなくね。 ^^