2012年7月16日(月)
真吾オジサンの雑感
将棋で使われる扇子は「採り物(とりもの)」と関係があるのではないか?
将棋の対局者って、慣習的に扇子を使われますよね、プロの方でもアマチュアの方でも。
何で扇子なんでしょうね?
これ、真吾オジサンの出まかせ学説によりますと、
神道の「採り物(とりもの)」と何らかの関係がありそうにも思うんですよ。
広辞苑にはこう書いてあります。
【採物】(とりもの)
@ 祭事の時、神人が手にとりもつ道具。特に、神楽(かぐら)の時に舞人が手にとって舞うもの。
榊(さかき)・幣(みてぐら)・杖・篠(ささ)・弓・剣・鉾(ほこ)・杓(ひさご)・葛(かずら)など。
東京堂出版の「日本史小百科 神道」という本の中に、
この採り物のことが書かれてあるところがあります。
依り代(よりしろ)としての御幣(ごへい)
御幣は、神への捧げ物としての用途から、神に降臨していただくための目印―依り代―として用いられるようになった。
その代表的な例が神楽である。
神楽は、神憑(かみがか)って舞い、託宣(たくせん)を行うのが典型であるが、
神霊を身に呼び込むために、弓・矛・鏡・笹等々を手に持つ。
採り物(とりもの)と呼ばれるもので、御幣もこうした採り物と同様、
神霊を身に着けるために手にするのである。
(略)
こちらをご覧くださいね。
この中に扇も登場しておりましたよね。
この扇、扇子が依り代になるということですよね。
そして神憑りになるということですね。 ^^:
真吾オジサンには、どうもこれと、対局者が手にしている扇子と関係があるようにも思えるのですよ。
対局者が、
「神霊を身につけるために・・・御加護があるように・・・」
こういう願いが込められていて、扇子を手にして対局に臨まれたのではないか?
もともとはね。 ^^
以上、今回も真吾オジサンの出まかせ学説でした。 <(_ _)>