2012年7月23日(月)
真吾オジサンの雑感
「天童」について。
山形県天童市は言わずと知れた将棋の町ですよね。
この「天童市」の「天童」ということば、
本当のところはその由来は真吾オジサンは知らないのですが、
佛教で「天童」ということを言うのです。
東京書籍の「佛教語大辞典」には、こんなことが書かれてあります
【天童】 てんどう
@ 神の子
A 神か仙人の子
B 少年のすがたをして現れるところの仏法守護の神。天人が童子の形をして人間世界に現れたもの。
【天童子】 てんどうし
@ 子供のすがたをした多くの天人。
A 稚児のこと。
広辞苑には以下のように書いてありました。
【天童】 てんどう
@ 〔仏〕仏法を守護する鬼神または天人などが少年の姿をとって人界に現れたもの。
A 祭礼などの時、天人に扮する童男・童女。稚児。
佛教守護神の天童少年に、仮に将棋を覚えさせると、何だか滅法強そうな感じですよね。 ^^
妖術づかいの腕自慢の将棋愛好家の大人が、悉く舌を巻くようなことになりそうですよね。 ^^
まあこのあたりのことは兎も角、
天童市というところは、名前からして将棋の町としてふさわしいですよね。
神仏の御加護もありそうな地名ですもんね。 ^^