2012年11月15日(木)
真吾オジサンの雑感
「国体の本義」について。
きのう、チャンネル桜を見ていますと、最新の動画で
「GHQ焚書図書開封 第33回」というのがありました。
評論家の西尾幹二さんが御登場されておられました。
この西尾幹二さんのことは御存知ですよね。
非常に保守的な評論家で知られた方ですよね。
この西尾幹二さんが今回の「GHQ焚書図書開封」という動画で
「国体の本義」のことについておっしゃられてました。
動画 チャンネル桜 GHQ焚書図書開封 第33回 『国体の本義』の光と影
以前から、この雑感をご覧の方は御記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、
真吾オジサンはこの雑感に何度かこの「国体の本義」について書きました。
この「国体の本義」はGHQに焚書されたものだったんですね。
知りませんでした。 ^^:
真吾オジサンは、この本を古本屋で見つけてきたのではあるのですけれどね。
個人的にはこの「国体の本義」は結構いいことを書いてあるように思うのですが、
まあ、「国体」という表現を聞いただけでアレルギーを感じる方もいますからね。 ^^:
この「国体の本義」は、所謂「皇国史観」といえばそうですからね。
そのものですからね。
でもまあ、どこか手に入るようでしたら、一読されてみるといいと思いますよ。
何となくのイメージだけで物事を判断するのもどうかと思いますからね。
「自分の目で確かめてからもの申す!」
なんに対してであれ、本当はこうあるべきだと思いますからね。
かく言う真吾オジサンなどは、最近ではこの「国体の本義」に対して、
ほとんど違和感を感じることはなくなりましたけれどね。 ^^
ただ、はじめて読んだときには「おわわ…」となりましたけれどね。 ^^:
真吾オジサンは、日教組が元気な広島市で育ちましたし、
それに昔は筑紫哲也さんのことが好きだったくらいですからね。
こういう真吾オジサンでございますので、保守の評論家で知られますこの西尾幹二さんが、
この「国体の本義」についてどうおっしゃるのか楽しみにしていたのです。 ^^
ただ、「国体の本義」の文体についてあまりよく思っておられないようでしたし、
「他者」について批判もされておられましたね。
「馴染み難い」「ものものしい」ともおっしゃられてましたね。
真吾オジサンはそうも思わないのですけれどね。 ^^:
『和と「まこと」』についても言及されておられましたよね。
ここで、以前の雑感で、清水市代さんのことを書いたのがあるのですが、
そこで引用したところと同じところに言及されておられましたね。 ^^
流石は、保守を代表する評論家の方ですね。
目のつけどころがいいと言わざるを得ないですよね。 ^^
「日本人は集団で強いけれど、個で弱い。」ということで嘆いてもおられましたよね。
してみると、やっぱり、日本人は子どものうちに将棋を教えてあげた方がいいかもしれませんね。 ^^
「戦争に負けたのは強かさを欠いていたからではないか?」
こうもおっしゃられましたね。
そうかもしれませんね。
玉砕よりも、栗林中将のような戦い方をあちこちでしていれば、
大東亜戦争は引き分けくらいに持ち込めたかもしれませんからね。
栗林中将のもぐらのような戦い方って、将棋で言えば大山流ですからね。
戦力が劣っている方がああいう戦い方をしてきたら、相手は戦力に優っていても非常に困りますからね。
あのくらいしぶといことをされますと、相手は悲鳴を上げざるを得なくなりますからね。
玉砕された方々を悪く言う気には到底なれないのですが、
ただ戦い方でいいますと、真吾オジサンなどはミッドウェー海戦で負けた後、
直ちに栗林中将の作戦であちこち戦っていたら、結果は違ったかもしれないと思ったりもしますけれどね。
本土の制空権を奪われなかったら、原爆だって落としようもなかったわけですからね。
ベトナム戦争では、ベトナムがこの栗林中将の作戦に倣ったとか…
なので、アメリカがベトナムで勝てなかったのも、
言ってみればアメリカが大山流にどうにも手を焼いたようなもんだとも言えると思いますよ。
まあ、そんなこんなを思った動画でした。