2013130日(水)

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

悲喜こもごも

 

 

 

 

女流棋士の皆さんって、どういう少女時代・学生時代だったのでしょうね?

 

 

真吾オジサンの勘ぐりによりますと、

 

親も「この子はもう将棋ばかりで…」

 

と呆れるようなことになっていたのではないのかな?と思うんですよ。

 

 

 

同級生、同い年くらいの女の子が、おしゃれや男の子やテレビドラマに夢中になっているころに、

 

 

「私だって、おしゃれにも男の子にもテレビドラマにも関心はあったわ。

 

でも、ファッション雑誌を読むよりも

 

私は『将棋世界』を読んでいる時の方が正直なところ楽しかったのよ。

 

男の子とデートしている甘くて楽しい時間も最初のうちはあったけれど、

 

そのうち将棋のことがほとんど分からない彼との時間だけでは

 

どうも飽き足りないように思えてきたの。

 

テレビドラマだって他の女の子のように見て面白く思ったわ。

 

でも、私には相矢倉戦や居飛車対振り飛車のドラマの方が

 

どうしても面白いとしか思えなかったのよ。

 

どうして私の周りの女の子はこの将棋の面白さが分からないのだろう…?」

 

 

こんな感じだったのではないでしょうか?

 

多分ね。

 

 

 

 

彼氏に誤解されて悔しく情けない思いをしたときよりも、

 

将棋で大逆転負けした時の方がよほど悔しい思いをした。

 

 

 

生まれて初めてデートしたときのことはもうほとんど忘れたけれど、

 

なかなか勝てなかった腕自慢のおじさんに初めて勝てたときの感動は今でも覚えている。

 

 

 

可愛いブランドの服も欲しかったけれど、そのお金があるくらいなら

 

「将棋年鑑」か最新の定跡書を何冊か買いたいと思った。

 

 

 

こんな感じなのではなかったかな?

 

 

 

 

こうした悲喜こもごもは、

 

「将棋の神様がこれらを私に与えてくださったのだな」

 

こう思いたいものですよね。

 

 

特に喜びを感じたときにはこう思いたいですよね。 ^^

 

 

 

半月に一度でもいいですし、ひと月に一度でもいい。

 

半年に一度でもいいですし、1年に一度でもいいですから、

 

こういう気持ちになりたい、こういう気持ちを思い出したいですよね。

 

 

 

そして、たまにでもいいですから、将棋の神様、

 

‐世界で一番面白いゲームを愛好家に教えてくだされた神様‐

 

に感謝する気持ちもなりたいものですよね。

 

 

 

こういう気持ちを忘れないでいるようでしたら、

 

きっと将棋の神様も何らかの力を貸してくれそうにも思いますね。

 

 

 

逆に言いますと、こういう気持ちをすっかり忘れているようでしたら、

 

小さな名利や沽券・体面のことばかりで、

 

延々と振り回され続けるようなことにもなることでしょうね。

 

 

こんな調子では、もっと肝心で大切で大きなことが見えなくもなりやすくもなることでしょうね。

 

 

こうなるのは考えものですよね。

 

 

 

 

 

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