2013年1月31日(木)
真吾オジサンの雑感
新しい潮流。
真吾オジサンは米長前会長が亡くなられたのを知ったときに、
「いよいよ今回は本当に将棋の世界からさようならをするか。
今後の将棋の世界はもう味もすっぽもないような将棋の世界になるだろうな。」
正直なところ、こう思いました。
その後、加藤一二三さんという得難いキャラクターがまだいたことに気づきました。
最近になってもう一名、
「この方なら『将棋の世界よ。夢を宝を有難う!』と思わせてくれるような将棋の世界にしてくれるかもしれないな…」
こう勝手に真吾オジサンが思っている方を見つけました。
これまた最近になってもう一つ、面白そうな潮流とでもいいますか、
そういうものを見つけました。
これは「メカ女子将棋部」さんなのです。
女子将棋部という表現なので、多分複数名の女性で構成されておられるのではないかな?と思います。
女流棋士のたけべさゆりさんが音頭をとっておられるのかな?と思っております。
今はコンピュータ将棋協会さんの理事に飯田弘之教授がいらっしゃいますよね。
飯田教授の存在が、コンピュータ将棋の世界と日本将棋連盟さんとのいい意味での接着剤になっていると思うんですよ。
真吾オジサンなどは前からこの逆の構図も将来あればいいなぁ〜と思っていたのです。
コンピュータ将棋に本当に通じた方が、日本将棋連盟さんの役員さんの中にいる。
こういう構図ですね。
こう思っていたわけですね。
しかし、コンピュータ将棋関連の動画などで、
そこでプロ棋士・女流棋士の方々の言うておられるのをあれこれと今までに聞かせて頂いたのですが、
コンピュータに関する知識に関しましては、真吾オジサン並か
どうかしますとそれ以下の知識しかないと疑われる方もどうも多いように思っていたのです。 ^^;
で、「これではどうもならんだろう…」
と本当はこう思っていたわけですね。 ^^;
なので、
「私はコンピュータ将棋のことも、将棋のことも好きで好きでならない。
兎に角、将棋の空間にいることが嬉しくてならない」
こう思えるコンピュータ将棋の若い開発者の方がいらっしゃるようでしたら、
日本将棋連盟さんの職員に将来は採用されることも考えてもいいのではないか?と思っていたのです。
これね、「日本将棋連盟はプロ棋士・女流棋士の互助会的組織である」
こういう視点だと反発も内部から出るだろうなと思うのです。
「そんな金があるのなら、もっと私たちの待遇を良くしてくれ!」
でね。
そうではなく、
「日本将棋連盟は将棋の世界の総本山である。
今までもそうであったし、今後もそうなのである」
こういう視点に立てばこういう職員の採用だってあっていいことだと思いますね。
5年後に日本将棋連盟さんが自前のコンピュータ将棋を持っていなくてもそれなりに納得もできるのですが、
これが10年後・15年後になってもまだ持てていない…
これもどうかと思いますからね。
とこんなことを門外漢ながら思っていたのですが、
もともと日本将棋連盟さんに所属されておられる方がコンピュータ将棋を開発をされるのでしたら
この方がいいですよね。 ^^
「メカ女子将棋部」さんが、プロ棋士・女流棋士・コンピュータ将棋協会とのさらなる接着剤になって頂きたいですね。 ^^
チェスの世界でどういうことになったのか皆目知らないのですが、
「コンピュータ将棋の世界では、プロ棋士と女流棋士とコンピュータ将棋の世界とが非常に密接で
コンピュータチェスの世界では思いもよらないこと・夢にも思わないことが起こった。
日本民族は和を非常に重視する文化的背景があって、
それでどうもそういうことになったのではないか?
取った駒を再利用できるのも、そういう文化的背景がこの民族にはあるからなのではないか?
それどころか『萌え』の文化ともコンピュータ将棋は結びつくような不思議なことさえあった。
我々は先を行っているつもりでいたが、本当は将棋の世界から今後は学ぶべきではないのか?
我々はコンピュータチェスを強くすることばかりを思っていたが、
どうもそれは阿修羅なことであったのだな。
和を重視する日本民族の方がどうも我々よりも人間のスケールが大きいと認めざるを得ないな」
とこうコンピュータチェスの開発者諸君に思わせてやればいいと思いますけれどね。 ^^
田舎っぺみたいに舶来品を有難がるよりも、このくらいの気持ちになって頂きたいですね。 ^^