2013年2月10日(日)
真吾オジサンの雑感
「将棋世界 3月号」について。
昨日、「将棋世界 3月号」を買ってきました。
米長前会長のことで一色になっているといった感じでした。
さあ、どこから読もうか?と思っていたのですが、
田名後編集長さんの寄稿されているところから
まず目を通したのです。
早速面白いことが書かれてありましたね。 ^^
誌面作りにはあまり口を出されなかったが、電王戦のときには
「新米長玉」を奇策と新聞に報じられたことに憤慨した会長が、
「敗戦の弁を載せてほしい」
と自ら電話をしてこられた。
口述を取る中で
「負けたのは実力であって作戦が悪かったわけではない」
と凄みのある口調で繰り返した。
こう書かれてあるところがありました。
これね、本音を書かせて頂きますとね、
真吾オジサンが今までに目を通した限りでは、
第1回将棋電王戦の新米長玉戦法の評価につきましては、
「その通り!!」っていいたくなるような評価をされておられる方って、
羽生善治さん・渡辺明さん・飯田弘之教授のこの3名だけですね。
他の方は、失礼ながら、
「この方、Bonanza6.0に、この新米長玉をせめて20局くらいは試した上でそうおっしゃっておられるのだろうか…?」
こう思わざるを得ないことばかりなのです。
真吾オジサンは本音ではそう思っているのです。 ^^
これは真吾オジサンは断言してもいいのですが、
米長永世棋聖は、
「お金さえ頂ければ、あとは適当に指してもいいのさ…」
こういう気持ちで第1回将棋電王戦の対局に挑まれたのではないはずですよ。
真吾オジサンの目には永世棋聖・史上最年長で名人位を獲得されたほどの方が、
ああでもない、こうでもないとbonkras相手に
呆れるほどにあれこれと試されていたであろう姿が目に浮かぶのです。
もうこれが到底他人事とは思えないほどなのです。 ^^;
前例がないことをすることは、それに伴いますそれなりのご苦労もきっとあったはずですからね。
定跡をなぞって指しているのとは異なるのですからね。
新米長玉戦法のような指し方は、多分大衆受けすることはないでしょう。
つまらない将棋に敢えてするのですからね。
でもまあ、あんまり悪く言ったり、書いたりしないであげて下さいね。 ^^;
まあ、もうしばらくしたら世間の多くの人も
米長永世棋聖がどれだけ他人よりも進んだ考え方・柔軟な考え方をされていたかに
気づきもされることでしょうね。 ^^
真吾オジサンが、米長永世棋聖の新米長玉戦法・それ風の指し方を
もう一度将棋電王戦の場で見てみたかったとブログの記事に書いたのも、
まあそのうちに多くの方々にご納得していただける日もきっと来るだろうと思いますね。 ^^