2013年2月15日(金)
真吾オジサンの雑感
病牀の匂袋や浅き春 正岡子規
この雑感は、一昨日に書いたものなのですが、
真吾オジサンは鼻風邪となっております。
広島市はまだ夜は寒いですね。
鼻風邪に過ぎないので、別に寝込むというほどのこともないのですが、
正岡子規のこの句を思い出しました。
歳時記の「春浅し」という季語のところにこの正岡子規の句が出ております。
まあ、今頃の時期が「春浅し」ですよね。
どこか、春が来たらしいといいますか、春らしさも感じられる句ですよね。
正岡子規は「病牀六尺」とかを書いていたくらいで、
病気生活の中で俳句を拵えていたそうです。
これを頭の中に入れておいて、この句を改めてご覧頂けますと、
この句もなかなか味が出てきますよね。