2013年2月16日(土)
真吾オジサンの雑感
「米長邦雄永世棋聖インタビュー 第2回将棋電王戦」について。
この雑感は一昨日の夕方に書いたものなのですが、
先ほど「詰将棋メモ」さんのところを見ておりましたら、
「米長邦雄永世棋聖インタビュー 第2回将棋電王戦」というのがありました。
この動画はお葬式の日にニコニコ生放送でしていたのと、ほぼ同じ内容でしたが、
異なったところがありましたね。
「今あの〜、選手たちがですね、5人ともプロ棋士相手に指すつもりで練習していると思うんですね。
まあ、その場合は5戦全敗だと思うんですね、プロがね。」
こうおっしゃられましたところがありましたよね。
将棋のことの酸いも甘いも知り尽くされた米長永世棋聖が
こうおっしゃられたわけですね。
真吾オジサンは去年の上州将棋まつりの羽生vs森内の動画を拝見させて頂いたときに、
「もしかしたら、もう短い持ち時間の将棋ではコンピュータ将棋は人間を追い越したのではあるまいか…?
ウチのボロPCでもこういう展開の将棋なら、
数手はこちらが全く予想していないような手が飛び出してくるものだが、
このご両人の対局では、まことに筋のいい手ばかり、棋理にかなった手ばかりで、
びっくりするような手が出てこなかったではないか…」
こう正直なところ思ったのです。
去年だったと思うのですが、日本将棋連盟さんの中継で、
渡辺竜王と豊島プロとの対局を観戦しました。
何の棋戦だったか忘れましたが、持ち時間の短い対局でした。
腰掛け銀になったのですが、千日手になった対局があったはずです。
真吾オジサンは腰掛け銀の将棋は、昔は全然分からなかったのですが、
激指とBonanza6.0に随分とぎゃふんと言わされましたお陰で
最近ではプロ棋士の腰掛け銀でも面白くなったのです。 ^^
「これ風の局面は以前に激指・Bonanza6.0にこう指されてぎゃふんということになったのだが、
プロ棋士ならこの局面でどう指すのだろうか…?」
こう思えるようになったわけですね。 ^^
以前は、腰掛け銀の将棋だと最初から
「これはもう私には分からない…」
で興味も湧かなかったのですけれどね。
で、話を戻しますが、この渡辺vs豊島の千日手となった対局を
柿木将棋の30秒ごとに更新するようにして観戦していたのです。
これを次の一手を考えるかのように観戦したのですが、
我ながら見事なまでにほとんどの手で予想が当たったのです。 ^^
これは結構気分が良かったですね。 ^^
「俺って、凄いジャン!!」
でね。
ちょっとした恍惚感に浸れますね。 ^^
でも、そのときにこうも思ったのです。
「やはり持ち時間の短い将棋の場合なら、本当にもうコンピュータ将棋が超えた可能性が大だな」
本当のところ、こう思いましたね。 ^^;
ただ、タイトル戦とかの持ち時間の長い将棋だと、
真吾オジサンの棋力では、
これを先ほどと同様に観戦をしていても、真吾オジサンが予想した手とは異なることが非常に多いので、
「持ち時間が長い将棋と短い将棋とでは、話は全く別であろうな…」
こう思っていたのです。
しかし、米長永世棋聖が、何時も通りで指すと、プロ棋士が5戦全敗するであろうとおっしゃられたわけですね。
ということは、第2回将棋電王戦ではプロ棋士の諸君が、
真吾オジサンの境地に近づいてきたようなことになる可能性が大であると… ^^;
面白いことになってきたな、これはね。 ^^
「コンピュータ将棋側はこういう風にチューニングされると多分負けにくくもなるはずだ。
勝てる確率もウンと上がるはずだ。その理由は…」
こういうことをブログの記事にそろそろ書こうかな…くらいに思っていたのですが、
これはどうも書かない方がいいかもしれませんね。 ^^;
真吾オジサンは経験上、
「こういう風な展開にされるとまずは人間側は勝ち切れるものではないな…」
こういう戦型もあると思いますよ。
まあ兎も角、この米長永世棋聖の動画を拝見してそのようなことを思いましたね。 ^^