2013年2月22日(金)
真吾オジサンの雑感
草の門ひらかれあるは西行忌 水原秋桜子
歳時記によりますと、
「建久元年(1190)二月十六日に西行法師は七十三歳で、河内弘川寺で入寂した。
『願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ』と詠んで、
かねて釈尊入滅の日に死ぬことを願っていた。(略)
ただし、芭蕉の敬慕した旅の詩人、花と月の詩人の忌として、特別の感慨をさそう。」
こう書かれありました。
草の門というのは、草庵の門という意味でしょうね。
どこか好きになってしまう句ですよね。