2013年2月23日(土)
真吾オジサンの雑感
米長劇場について。
米長前会長が亡くなられまして、もう四十九日は過ぎましたよね。
真吾オジサンの読み筋では、この四十九日を過ぎたあたりから、
米長改革の光と影の、影の部分で何か動きがあるのではないか…?
こう読んでおりました。
四十九日になるまえに、もうLPSAとの問題が表面化しましたよね。
真吾オジサンの読み筋では、役員人事でも
もしかしたら動きがあるのではないか…?
こうも読んでいたのですが、こちらの方は何も動きがなさそうですね、今のところはね。
まあ、余計なことを書きますと、変なことに巻き込まれかねませんので、
これらのことについては書かないでおこう。 ^^;
功罪いろいろとあったのでしょうけれど、
真吾オジサンなどはもっと米長前会長には長生きして頂きたかったですね。
真吾オジサンは米長劇場がThe Endになってしまったことで、
将棋の世界に関心が段々と薄れていっております。
「日本将棋連盟さんは、数期前に結構な赤字になっていらっしゃったはずだが、
無為無策でいると、女流棋士が分裂したときのようなことにもまたなりかねんぞ…
コンピュータ将棋が強くなりすぎて、プロ棋士・女流棋士の必要性が低下する懸念もないとはいえない…
大震災後で売上を確保するのもそう容易な環境ともいえないだろう…
そんなこんなの経営環境の中で、米長会長の次の一手はどうされるのか…?」
真吾オジサンはこういうことを思いながら、
米長前会長の言動を拝見しておりました。
真吾オジサンがこういう視点で将棋の世界を見ておりますと、
面白いことにコンピュータ将棋の世界でも興味惹かれる対象であったのです。
米長劇場に登場する面白い存在のように見えていたのです。 ^^
ところが、米長会長が亡くなれますと、途端に関心の度合いが薄れまして、
最近では将棋の世界全体がセピア色風にさえ見えてきております。 ^^;
真吾オジサンは若い頃は、筑紫哲也さんのことが好きで、
「ニュース23」を毎日欠かさず見ておりました。
オジサンになりましてからは、三宅久之さんのことが好きになったのですが、
もとはそうだったのです。
動画 Put Your Hands Up(News 23 OP version)
「何故、「ニュース23」をああも毎日楽しみにしていたのだろうか…?」
こういうことを最近考えたのですが、
「あれは筑紫哲也劇場を見たかったからではないのか?」
という結論に達しました。
ニュースを見たいのではなかったと思います。
ニュースだけなら別のニュース番組で飽きるほど見ることができたわけですからね。
真吾ニイサンが見たかったのは、
あるニュースを筑紫哲也さんがどう言うかを見たかったのだと思います。
「多事争論」でどのニュースのことに触れ、それをどうおっしゃるかを見たかったのだと思うのです。
ニュースが見たかったのではなく、筑紫哲也劇場を見たかったのだろうと思いますね。
この筑紫哲也劇場が眩しく見えていたときには、草野満代さんのことも眩しく見えていたのです。
「ああ、なんて綺麗な女性でしょう… こんな美人にはちょっとお目にかかれるものではないぞ」
このくらいに思っていたように記憶しております。
「今日はどういう衣装をされるのかな?」
とか思っておりました。 ^^
そうこうしているうちに、筑紫哲也さんの論理にそのうちに飽きてきたのですが、
こうなると面白いもので、草野満代さんのこともそう魅力的には映らなくなってきたのです。 ^^;
「まあ、美人ではあるよな」
くらいのことになってしまったのです。 ^^;
筑紫哲也さんが亡くなられた後は、もう全くといっていいほど
あの時間帯にTBSを見ることはなくなった…
話を将棋の世界のことに戻しますが、
米長前会長が亡くなられて、谷川浩司さんが会長職に就任されましたよね。
今は、本当に大変なことだろうと思います。
会長としての仕事を覚えないとならないでしょうし、
現役のプレーヤーでもあるわけですから、そちらの方でも頑張らないとならないですからね。
その上、LPSAの問題が表面化したりなので…
それに世間というものは、引き継ぎの人に対して、
露骨に前の方と比較するようなことをするものですからね。
これは内からも外からもそうされるものでしょうからね。
「前はもっと〜だったのに…」でね。
実績・経験を積み上げる時間もないのにもかかわらず、
世間の多くの人は引き継ぎの人に対してそういうことをしだすものですからね。
それぞれに思惑があって、こういうことになるのだと思いますね。
こんなもんでしょう?
なので、きっと大変だろうなと思います。 ^^;
谷川新政権は、今は、将棋の局面でいいますと、
序盤戦で玉を囲っているような局面なのかもしれませんので、
あまり派手に動かない方がいい局面なのかもしれませんね。
でも、本音を書かせて頂きますと、第2回将棋電王戦のことで、
ご登場されます選手のお尻をもう少しは叩いてもいいようにも思いますね。
米長前会長は「電王戦最新情報」とか「コンピュータ対戦録」を本番の対局前に書かれておられましたよね。
あれを今回ご登場されます選手の皆さんはご覧になられていたのではないのかと思いますね。
選手の皆さんのみならず、将棋連盟に所属されておられる方なら、
ネットの世界によほど縁遠い方でもなければ、
ほとんどすべての方がご覧になられていたのではないかと思いますね。
「こうした仕込みがあったので、第1回将棋電王戦の驚異的な盛り上がりにつながったのだ…」
こうは思えないのでしょうかね…?
米長会長は
「俺がこの将棋電王戦を盛り上げてやるぞ!!」
こういう気持ちが強かったように見えますね。
これは、伊藤英紀さんにもあったように
真吾オジサンの目には見えますね。
しかし、第2回将棋電王戦の当事者の方々はどうも
「他の人が盛り上げてくれるだろう…」
こんな感じのようにも見えるのです。 ^^;
10代・20代の選手の方々は、ひたすらいい対局ができるように、いい棋譜が残せるように…
これでもいいと思うのですが、
オジサン組の方は、スポンサーになってくださった方やファンの方々のために、
何かできることがあるのではないか…
こういう気持ちにもう少しはなって頂きたいようにも思いますね。
谷川新政権のブレーンの方々は
「あの『コンピュータ対戦録』は米長前会長が遺されたいい前例だと思う。
私もあれを読んでいたし、君たちも読んでいただろう?
あれがあったので、本番の対局はどうなることだろう…
こういう気持ちに君たちもなっただろう?
本番の対局の日が待ち遠しくもなっただろう?
それは我々がしても同じようなことになるのではないか?
第2回将棋電王戦でもこの仕込みをしておきたい。
そうすることはきっとドワンド社さんも多くのファンも喜んで下さるだろう。
そして、平生の一局の対局以上の対局とすることも出来るだろう。
ぜひそういう特別な対局としたいので、君たちには手間を増やしてすまぬことにはなるが
ここはひとつ協力をしてくれ」
こう選手の方々に言えないものか? ^^
こういうことがあれこれとあって、
米長政権の頃がセピア色に見えるようにして頂きたいものですね。
「米長会長がいらっしゃったころは、最近の将棋の世界のことを思うと
どうも面白くなかったな…」
こういう将棋の世界にぜひして頂きたいですね。 ^^
真吾オジサンは、米長前会長が亡くなれてからは、
日本将棋連盟さんの中継やドワンゴ社さんのタイトル戦の中継を見たのは、
実はたったの1局しかないのです。
女流棋士の対局を1局見ただけで、最近では
日本将棋連盟さんのHPを一度も見ない日も増えてしまいました。
今の率直な気持ちは、
「ああ、米長劇場の幕はもう事実上閉じてしまったのだな…」
ですね。
ということで、関係者の皆さんにより頑張って頂きたいですね。 ^^;
ぜひ、楽しい将棋の世界にして下さいね。 ^^
また今回の雑感もまとまりのないことになってしまいましたね。 <(__)>