2013年3月1日
真吾オジサンの雑感
春風や西鶴は行く女護島 河東碧梧桐
「女護島」は「にょごのしま」と読みます。
広辞苑にはこう出ております。
【女護島】 にょごのしま
@ 女人だけが住むという想像上の島。にょうごのしま。
(日本では、古来八丈島のことを称した)
A 女性ばかりいるところの称。男子禁制の大奥や遊里など。
こう書かれてありました。
一応、西鶴のこともどうぞ。
俳句はたったの17文字なのですが、
作者の個性がどうしても自然に出てくるものだと思いますね。
一句見ただけではそれが分からないこともあるのですが、
ある作者の句を20〜30句くらい見ると、
自然とその人の傾向のようなものが見えてくるものですね。
またその人となりも見えるような気分になれることも多いですね。 ^^
またそこが面白いところだと思いますね。 ^^
誰が作ったとしても、この句はいい句だなぁ〜という句もあるのですが、
この句はこの方が作ったのだと思いますと、
その句がより面白く見えるようになる句というものもあると思いますね。 ^^
「誰が作ったとしてもいい句であるような句がいい句なのだ」
このくらいに思っている方も、実は多いのですが、
私などはどちらの場合でもいいと思いますね。