2013313

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

将棋の世界のいい慣習。

 

 

 

 

 

この雑感は、実は201332日(土)に書いたものです。

 

昨日はA級順位戦の最終局がありました。

 

 

羽生善治さんが見事挑戦権を獲得されました。

 

 

 

 

谷川浩司会長が、A級陥落か?ということにもなっておりましたよね。

 

 

 

私は、谷川浩司会長が投了されたところまでは、ニコニコ生放送を見ていたのですが、

 

あとは痛々しいことになりそうだったので、

 

もうそこから先は見なかったのです。

 

私は体調が悪かったこともありまして、もうそこで眠りにつくことにしたのです。

 

 

 

 

今朝、ニュースを見たのですが、

 

谷川浩司会長はなんとかA級にとどまる事が出来たそうですね。

 

 

先ほど見ましたニュースにはこう書かれてありました。

 

 


 

将棋:名人戦順位戦A級 谷川、長かった一日 最終戦負け、危うく「降級」に苦笑 「言い訳はしない」

毎日新聞 20130302日 東京夕刊

 「降級だと、引退でしたか」と厳しい質問に「駄目でも、B1で指すつもりでした」。谷川は昨年末、米長邦雄永世棋聖の死去を受け日本将棋連盟会長に就任。住まいのある神戸と東京を行き来し、会長職をこなしながら対局を続けた。激務が成績不振の原因では、との質問には「覚悟してやっている。成績が悪くとも、言い訳してはいけない」ときっぱりと否定した。

 生中継をしていたテレビへの出演を請われたが「この内容では恥ずかしくて、出られない」と固辞。「もう1年やれるのは幸運。来期は勝負の年」。そう言い残し同2時前、会場を後にした。

 


 

 

こういうことだったのですが、

 

将棋の世界のTOPの方って、あまり言い訳をしないところがありますよね。

 

 

 

あから2010との対局のあとの記者会見で、

 

清水市代さんは全く言い訳臭いことをおっしゃられなかったですし、

 

第1回将棋電王戦のときの米長邦雄永世棋聖も率直に

 

「私が弱かったということです」

 

とおっしゃられましたよね。

 

 

 

今回の谷川浩司さんもそうですよね。

 

 

 

 

これは、別の世界ではどこもこうはなってはおりませんからね。

 

 

 

まあ、TOPの方でこう言える世界なんてまずはないだろうと私は思いますね。

 

こういう潔さのある慣習は、私は非常にいいことだと思いますね。

 

 

 

将棋の世界のこういう面は他の業界も見習うべきだと思いますね。

 

これが本当のことだろうと私は思いますね。

 

 

 

ニュースで企業やお役所や政治家の減らず口をもう飽きるほどに聞かせて頂きましたが、

 

そういうどうしようもない姿を見るたびにそんな気にはなりますね。

 

 

 

 

 

 

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