2013年3月21日
真吾オジサンの雑感
けつこうな御世とや蛇も穴を出る 小林一茶
今回も歳時記からの引用です。
蛇穴を出づ へびあなをいづ 仲春
【解説】
地中で冬眠していた蛇は、春暖になると地上に姿をみせる。
その時期は、本州南部では三月下旬から四月上旬、それより北に行くにつれておくれる。
中部山岳地方や東北地方では、五月に入ってから穴を出る。
一つの穴に数多くの蛇が一塊になっていることもある。
穴を出てからは脱皮し、摂餌をはじめる。
こう書かれてありました。
けつこうな御世(みよ)とや蛇も穴を出る 一茶
引きこもりの人が多いことが社会問題になっておりますが、
小林一茶のこの句を教えてあげるといいかもしれませんね。 ^^