2013322

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

ひとすじの柳絮の流れ町を行く  前田普羅

 

 

 

 

画像  柳絮

 

Wikiprdia  ヤナギ

 

Wikipedia  前田普羅

 

 

 

今回も歳時記からの引用です。

 

 


 

 

柳絮  りゅうじょ(りうじよ)  仲春

 

 

【解説】

 

春、柳が葉ののびない前に、暗紫色の花をつけ、実を結んで熟し、綿のような種子を飛ばす。

 

柳絮である。

 

風のない日も、静かに虚空に漂うさまは、春ののどかな趣である。

 

日本の柳は主として「柳」の方で「楊」ではないが、楊も柳も絮(わた)を飛ばし、

 

どちらも多い中国では楊柳の絮が盛んに飛んで、春の著しい景観を作り出す。

 

和歌ではほとんど注目されず、明応七年の『和漢法式』に季題として初めて掲げられた。

 

本当に作られ出したのは近代になってからである。

 

たぶん大陸の風物を経験したことが、きっかけとなっていよう。

 

「遼陽(れうやう) 旧城市柳絮とぶことしきりなり」虚子、

 

「哈爾賓(ハルビン)にて 中央寺院(サボール)の天にかかりて柳絮とぶ」蛇笏など。

 

 

[山本健吉]

 

 


 

 

こう書かれてあります。

 

 

 

ひとすじの柳絮の流れ町を行く  前田普羅

 

 

 

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