2013323

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

雁風呂や笠に衣ぬぐ旅の僧  飯田蛇笏

 

 

 

 

Wikipedia  飯田蛇笏

 

 

 

雁風呂(がんぶろ)という言葉は初めて聞いたぞ!

 

という方も多いのではないかと思います。

 

これは春の季語なのです。

 

 

 

今回も歳時記からの引用です。

 

 


 

 

雁風呂  がんぶろ  仲春

 

 

【解説】

 

津軽外が浜で、雁が北に帰ったあと、

 

浜辺に落ち散っている木片を拾い集めて風呂を立て、

 

雁を供養したという伝説。

 

秋に雁が海を渡ってくるとき小さな木片をくわえ、

 

海上で羽を休めるとき、その木片を海に浮かべて休み、

 

陸に着くとそれを浜辺に落としておく。

 

翌春、雁が帰るとき、再びその木片をくわえて行く。

 

その木片が残っておれば、そのぶんだけ、

 

それは雁が日本にいる間に捕らえられたり、死んだものと考え、

 

村人はそれを哀れんで、浜辺の木を拾って、供養に風呂を焚き、入浴したという。

 

伝説だがあわれを誘う面白い季題として、今も詠われている。

 

 

[森澄雄]

 

 


 

 

こう書かれてあります。

 

 

 

雁風呂や笠に衣ぬぐ旅の僧  飯田蛇笏

 

 

 

話のネタにでもどうぞ。

 

 

 

 

 

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