2013年3月29日
真吾オジサンの雑感
阿部光瑠四段の技量の高さについて。
今回の雑感に書きます内容は、本当はブログの記事にしたかったのですが、
あちらに書いて無料公開しますと、変な連中が沢山やってきそうですので、
こちらに書く事にしました。
この雑感は、2013年3月28日に書いているのですが、
昨日に続きまして今日もコンピュータ将棋関連の2ちゃんねるを見たのです。
そこには、阿部四段はソフトを事前に貸して貰っていたので完勝できたのだ、
こういった風な書き込みが多くありました。
そういう面は確かに否めないとは思いますが、
しかし、真吾オジサンなどは事前貸与してもらったというくらいのことで、
そう簡単に勝てるものでもないのだが… と思いますね。
習甦が△6五桂と跳ねた局面がありましたよね。
この手の評価は難しい面はあると思うのですが、この後、阿部四段が巧みに指されまして、
習甦の攻めを切れ模様の展開に持ち込まれましたよね。
これね、2ちゃんねらーなどは、そういう展開に持ち込めたことを
さも簡単そうなことのように思うている節がありますが、そんなことはないと思いますよ。
そこそこの腕自慢の方は、激指とかの盤面編集できるソフトであの局面から指してみられるといいと思いますよ。
多分、少々の腕自慢の方でも、あの局面からきっちりと勝ち切れるものでもないと思いますよ。
本音を書かせて頂きますと、多分、ほとんどの対局で負かされることでしょうね。
多分、そうなるだろうなと思いますね。
「しめしめ… こちらの思い描いていた展開に持ち込めたな…」
腕自慢の方でしたら、コンピュータ将棋相手にこういう風に出来たこともきっと多いはずだと思います。
しかし、仮にこういう展開に持ち込めたところで、
そこからも本当のところ大変なもののはずですけれどね。
そのあと、大過なくといいますか、ミスなくきっちりと勝ち切れるだけの技量がないと、
最近の強豪のコンピュータ将棋にはまずは勝てないはずだと思いますよ。
今回の対局は、阿部光瑠四段のこう出来た技量の高さ・確かさも言われてもいいことだと思いますね。
少々の技量ではああはできないことも知っておきましょうね。
こうは思えない方・ご納得ができないという方は、
まあ先ほど真吾オジサンが書きましたことを試されてみるといいと思いますよ。
そうされますと、真吾オジサンがこう書くのも、きっと合点して頂けることと思いますよ。 ^^
まあ、5局、できれば10局程度試されるといいでしょうね。 ^^