2013年3月31日
真吾オジサンの雑感
連翹や真間の里びと垣を結はず 水原秋桜子
今回も歳時記からの引用です。
連翹 れんぎょう(れんげう) 仲春
【解説】
半蔓性落葉低木で高さ2〜3メートル。
北海道から沖縄まで広く庭木として栽植される。
三〜四月ごろ、葉に先だって、枝ごとに鮮黄色の花をいっぱいに咲かせる。
花は筒状で先端が四つに裂けている。
その色彩は遠目にも実に鮮やかである。
花のあと小さい葉が萌え出る。
枝は蔓のように長く延びて、地面につけば、そこから根を出す。
原産地は中国。
濃い黄色の朝鮮連翹も多くなった。
連翹や真間の里びと垣を結はず 水原秋桜子
この句は水原秋桜子が自句解説をしていたはずなのですが、
この解説をしてあった本が行方不明になっております。 ^^;
まあ、なんにしてもいい句ですよね。