2013512

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

朱子学の命について。

 

 

 

 

今回の雑感も朱子学のことについて書きます。

 

少しくらいは朱子学について関心が湧いてきましたか?

 

 

 

以前にも書いたように思いますが、こういうことを本気にするか否かは別にしまして

 

まあ知っておかれましてもきっと損になることではないと真吾オジサンなどは思いますね。

 

 

 

朱子学のことを知っておりますと、歴史の世界のことでも

 

皮相的な見方しかできないようなことにはならないでしょうし、

 

深く学べるはずだと思いますね。

 

 

 

禅のことにも関心があるようになるかもしれませんしね。

 

 

 

 

今回の雑感は「命」について書きます。

 

 

 

朱子学ではこの「命」を重視しております。

 

今回も朱子学の本から引用しましょうね。

 

 

 

 

(朱文公は、命を定義して)「命ハナオ令ノゴトキナリ」と述べておられるが、

これは「命」が、たとえば尊命(そんめい)や台命(たいめい)と類似のものであることを示している。

ところで天はなにも言わない。

一体どのようにして命令を下すのであろうか。

造化の偉大なはたらきが、あまねく行きわたり、気がこっちの物にやって来ると、こっちの物を生じ、

あっちの物にやって来ると、あっちの物を生じるだけなのだ。

これがつまり物に申しつけ命令するのと似ているのである。

 

 

 

 

「命」には、二つの意味がある。

理でいう場合があり、また気でいう場合がある。

しかし実際は、理は気の外にあるわけではない。

思うにこの天地では、陰陽二気のはたらきによって、萬物がつぎつぎに生まれているが、

その場合、気だけが空しくはたらいているわけではあるまい。

必ず主宰するものがある。理がそれだ。

理が気の中にあって、中枢となっているから、造化の偉大なはたらきが、

あまねく行きわたって、永遠に萬物を生みつづけているのだ。

また理でいうといっても、気から離れることがあるわけではない。

あくまでも気に即して理を指摘し、気を混ぜずにいったまでだ。

たとえば「天命ヲコレ性ト謂ウ」「五十ニシテ天命ヲ知ル」「理ヲ窮メ、性ヲ尽クシテ、命二至ル」

という場合の「命」は、みな理だけを指していったのだ。

「天命ハ、即チ天道ノ流行シテ、物二賦スモノ」という場合、

元・享・利・貞の理についていえば、これを天道といい、

この道があまねく行きわたって、物に付与されると、これを天命というのである。

いま気について説くと、これにも二種類ある。

一つは貧富・貴賤・夭寿・禍福を説く場合で、

たとえば「死生、命アリ」、「命二アラザルナシ」という場合の「命」で、

これは天から授かった気に長短・厚薄の不揃いがあることをいうのであって、

命分(運命、めぐりあわせ)の「命」である。

もう一つは「仁ノ父子二オケルヤ、義ノ君臣二オケルヤ、命ナリ」の「命」で、

これは天から授かった気に、清濁の不揃いがあることを論じたもので、

人の智愚・賢不肖について説いているのである。

 

 

 

このように書かれてありました。

 

 

 

これね、一度と言わず何度も何度も読んでいただきたいですね。

 

いいことが書かれてあると思いますので、ざっと一読ではなく、熟読して頂きたいですね。

 

 

 

 

ついでに、是非これまでにこの雑感に書いてきました朱子学のことを

 

この機会にまた読み直してくださいね。

 

 

 

こうされますと、以前には何のことだかよく分からなかったことでも

 

「はあはあ、ナルホド… そういうことであったのか…」

 

こういう気になられるかもしれませんからね。

 

 

 

 

 

この雑感がだんだんと信仰の世界のことが増えてきましたね。

 

別に真吾オジサンはこの雑感をご覧の方々を洗脳してやろうとも思っているわけでもないのですが、

 

こういうことも知っておかれまして、いい意味での許容性のある方になって頂きたいなぁ〜とは思うて

 

こういうことを書いているといったところです。

 

 

 

 

本音を書かせて頂きますと、この雑感をご覧の将棋愛好家の方には、特にご覧頂ければなぁと思っております。

 

 

 

勝負事を好まれる方は、こういうことにはてんで関心を示されない方が多いことも

 

真吾オジサンは経験的に知ってはおります。

 

 

 

でもこういう風では、−ご本人の主観的にはどう思われているのかは知りませんが−

 

まあ、良くて世間の人よりもいくらかは礼儀正しくなれるくらいのことだろうな、と思いますね。

 

困難なことに対しても心折れない強い人になれるとかね。

 

まあ、せいぜいが良くてこんなところだろうなと思いますね。

 

 

 

これではね、という気もしますからね。

 

 

 

 

 

 

 

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