201362

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

穴熊について。

 

 

 

激指10<全戦型>六段+と指しております。

全部、真吾オジサンが後手で指しております。

三間飛車・四間飛車・中飛車で指しております。

激指が振ればこちらは居飛車という風に指しております。

 

7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩として、どこかに振るわけです。

激指はこういうスタートですと、十中八九居飛車にしますね。

ほとんど飛車を振らないですね。

 

この中で一番勝てているのは、激指が穴熊にしたときですね。

ただ、この穴熊でもガッチリと囲ってくれますと割と勝ち易いのですが、

中途半端な穴熊ですと、これですと穴熊でもどうも苦戦しております。

 

これはガッチリと囲ってくれますと、堅い反面、駒が偏るので

真吾オジサンの玉が逃げ回るような展開にし易いからなのです。

ガッチリと囲ってくれますと、争点も絞られてしますしね。

 

こういう展開ですと、受け切りやすいのです。

激指も大駒を切ってくることが多いので、その大駒を切った局面をそれなりになんとか凌げれば、

受け切りも見えてくるわけです。

また、−ここ最近は最初から狙っているのではないのですが−

入玉・それ含みの展開になり易いですからね。

 

ただ、中途半端な穴熊ですと、逃げ回って受けきるという風にはなりにくく、

こちらが反撃を早晩しないとならないのですが、

こういう展開ですと、仮に満足いく展開になっていましても、

激指の受けの巧さに悲鳴を上げるようなことになるものなのです。

結構読んで指しているつもりでもこういう展開だとどうも駄目。

明らかに分が悪いですね。

「穴熊って、こんなに粘れるものなのか…」

まあこういう気分にさせられることが多いですね。

 

粘りがききにくい穴熊ですとそのまま勝てることもあるのですが、

激指に粘りを与えるような展開ですと、大概はこちらがそのうちに間違えてアウトですね。

 

あまりに粘られますと、オジサンの体力・気力・根性ではどうもこれが続かないことにもなるのです。

 

比較的緩やかな展開ならいくら手数が長くてもそんなに草臥れないのですが、

中終盤で決定的なミスをすればアウトになる局面が続くともう草臥れますね。

 

そのうちに「勝ったからといって、何になるのだ…」

そんな気にもなってきますし、読むのも面倒臭くもなったりでね。

疲れてきますと、そんなことにもなるものですからね。

 

 

激指が穴熊にしますと、真吾オジサンの玉が一人ぼっちで逃げ回るような展開によくなりますね。

ほぼ受けきったようなときにこういう局面にもなるのですが、

しかし、こういう展開でも何しろ裸の王様だけに油断が出来ないですね。

 

「流石にこれはもう終わっただろう…」

こういう局面ではこう思うものなのですが、心折れないコンピュータ将棋なので、

ここからも結構大変だったりしますからね。

 

激指は穴熊なわけです。

姿焼きになっているのですが、攻めがほとんど切れているものの、

こちらがその穴熊を寄せに行こうとしますと、激指に駒を渡すことにもなるわけですね。

そうしますと、こちらは裸の王様だけに、そこで寄せを間違えますと

「おわわ… 何故このようなことに…」

とこうなるわけですね。

 

この激指とこういう対局をしますと、

「姿焼きも侮りがたし」

という気持ちにはなりますね。

 

こちらの玉の囲いが固いとか、入玉さえすれば、もうどうってこともないのですけれどね。

 

 

あと、やはり一手違いにはあまりならないですね。

勝つにしろ、負けるにしろそういう風にはならないことのほうが圧倒的に多いですね。

 

 

いつも自虐的にボロPCだからと記事に書くのですが、でも本音を書かせて頂きますと、

ウチのPCでも十分すぎるほど強いですね。

コンピュータ将棋のツボに入ったときには、思考時間の上限を30秒にしてさえ十分すぎるほどに強いと思いますよ。

 

 

思考内容というのか、あれを見ながら指していることもあるのですが、

あれをやるとあまり考えないで、選択するようになるので、どうもあれは良くないですね。

 

こうする場合でも、まずは自分の頭の中だけでよく考えてから指したあとで、

そのあとに思考内容を見るようにするとかしないとね。

 

まあ、これでも次の一手の参考になったりするので、本当はこれも良くないかもしれませんが。

 

これで面白いのは、真吾オジサンだと上部に玉が逃げる手がありそうだと、それからまずは読むようなところはあるのですが、

激指はそうではないのが分かりますね。

激指はまずは、攻撃・カウンターパンチを出すほうを読んでいるように思いますね。

 

真吾オジサンだと、まずは不敗の態勢にしよう・出来るかを読むのですが、

激指は「決めるときにはさっさと決めちまえ!」という読みだと思いますね。

 

 

まあでも、こういうアンチ・コンピュータ色が割と薄いと大変ですよね。

 

激指7・五段+と指していた頃は、こういう指し方をしておりましたが、

指しておりまして面白いは面白いのですが、

勝とうと思いますと、途中で草臥れてきたりもしますし、

入玉で勝つ味を覚えますと、そのほうが楽ちんなのでついつい楽なほうに流れてしまいますもんね。

 

入玉狙いは手数はかかるものの、あまり読まないですむのです。

チェックは必要ですけれどね。

なので、このほうが楽ですし、まあオジサン向きではありますよね。

 

 

 

 

 

 

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