201368

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

琵琶について。

 

 

 

 

今回の雑感には琵琶のことについて書きます。

 

平凡社の本で「日本の音」という本があります。

この本の中に琵琶のことが書かれてありました。

これを引用しましょうね。

 

 

 

琵琶楽

 

 

琵琶楽の種類と歴史

 

普通、世の中で知られている琵琶としては、「薩摩琵琶」と「筑前琵琶」があります。

これは特に大正時代ころ、学生などの若い層にはやって、

道を歩きながら琵琶歌をうたっている風景がよく見られたようですけれども、

それも戦争が盛んになるころまでで、特に琵琶楽の内容が、忠君愛国とか、

あるいは武士道といったものと関係の深いものが多かったものですから、

戦後はむしろ急速に衰えてしまいました。

若い人で、薩摩、または筑前の琵琶を勉強するという人が、

非常に減ってしまったことはちょっと残念です。

 

そのほか、この薩摩琵琶から出てきた「錦心流琵琶」、

あるいは、さらに錦心流琵琶から出た「錦琵琶」、

この四つの琵琶が特に一般に知られている琵琶楽の流派です。

 

こういったものは、全部近代琵琶といわれるもので、

江戸時代以後になってからおこってきたものです。

特に、薩摩は江戸の初期におこりましたが、

ほかの三つのものは、全部、明治以後におこったもので、

最後の錦琵琶などは、水藤錦穣さんという、

最近まで琵琶で活躍しておられた人の確立した流派ですから、

きわめて新しいといわなければならないわけです。

 

 

 

今回はここまでにしておきましょうね。

 

こういうものだったのですね。

 

確かに琵琶を私は習っているのだ・教えているのだという方は、

真吾オジサンの周りには誰もいないですからね。

こういう方には今までにお目にかかったこともないですからね。

 

でも、今後はこういう人が増えるといいですよね。

坂田美子さんの演奏を拝見しておりますと、そういう気持ちにはなりますね。

 

 

 

 

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