2013年6月9日
真吾オジサンの雑感
コンピュータ将棋との終盤戦について。
激指10<全戦型>六段+と平手戦で指しております。
最近では思考時間の上限を60秒に設定して後手で指しております。
真吾オジサンの戦型はほぼ全て振り飛車。
三間飛車・四間飛車がほとんどですね。
たまに中飛車を指すといったところです。
真吾オジサンは最近の定跡には全くついていけないので、どれも角道を閉ざす振り飛車です。
気分は大山康晴になったつもりで指してはいるのですが、
どうも拙くて中盤戦で押され気味になるのです。
それで終盤戦になることが多いのですが、コンピュータ将棋でも結構終盤戦で間違えますね。
30秒でもそう思ったのですが、60秒に設定しましても割と間違えてくれますね。
で、「ど〜よ、この俺様の終盤力は!」と恍惚感にも浸れますね。
まあでも、これはウチのボロPCだからでしょうね。
まあそう思っておくくらいのほうがいいなと思うております。
で、どういう展開だと間違えてくれ易いかと言いますと、
激指の玉が薄くなっている場合が一つ。
他には、意外と居飛車穴熊でも間違えることが多いですね。
ただ激指の玉が捕まりにくいような展開ですと、真吾オジサンの実力ではどうも駄目ですね。
寄せきるまでには手数がかかるものの、
割と簡単な構図で、詰めろ・詰めろと分かりやすく迫れる局面ですと、
終盤戦で逆転することもそう珍しくはないですね。
もう少し具体的に書きますと、激指の居飛車穴熊の8九の桂を交換なりしておいて、
7九の金をこちらの角と交換してしまうとかして薄くしておくわけです。
で、あとはひたすらカリカリと食付くように、もたれるように指すわけです。
こちらは序盤戦で9筋の位をとっておくとかしましてね。
こういう局面にするわけです。
激指の玉が薄い場合ですと、コンピュータ将棋は恐れを知らないので、
まあドンドンとこちらの玉を寄せにくるのですが、
その過程で駒を補充できるわけですね、こちら側はね。
それで一撃必殺のような大逆転も、ウチのボロPCならこれまた割とありますね。
激指の玉が薄いだけにこういうことにもなるわけですね。
こういう構図ですと、割と終盤戦で逆転勝ちできることが多いですよ。
最近ではあまりといいますか、ほとんど入玉戦法を指さないで、こういう指し方をしております。
ただ、真吾オジサンは定跡を知りませんので、序盤戦で困ることも多いですね。
急戦の場合ですと、定跡を知らないことにはどうにも悪くしてしまうことが多いのです。
で、とって引っ付けたように、「将棋世界」の勝俣プロの書かれたものを読んだりしております。
これが結構勉強になっております。
ただ、オジサンなので右から左で直ぐに忘れてしまうのですけれどね。
こんな調子ですので、細かい手順まではいちいち覚えてはいないのですが、
「まあ、これ風の局面の場合はこういう風に大体は捌けばいいのだな」
といった具合で、実にアバウトな覚え方をしております。
入玉戦法の場合は、兎も角、駒を交換しないように指し続けるわけです。
派手に駒の交換をしますと、大概は失敗に終わりますからね。
こういうものなのです。
しかし、最近指しております三間飛車・四間飛車ですと、まあ大駒の交換になりますよね。
遅かれ早かれね。
これを面白がって指しております。
コンピュータ将棋の真似をして、
「流石にこれでは攻めが切れそうだが…」
の局面でも踏み込んでみますと、これで上手くいったりとかもあって、
意外な発見も多いですね。
まあ、あれこれと一応は試してみるものだなと改めて思うております。